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傷付いたり、不安や恐怖の感情に襲われた時にとるべき"非常識"なアプローチ法
どうも、カシマシです。
人から指摘を受けるのって、良い気持ちはしないですよね。
特に、人よりも繊細で敏感な「HSP」という気質の人は、なおさら「人からの指摘」に対して敏感になると思います。
もし、この記事を読んでいるあなたが、
「自分の気持ちを伝えて、言い返されるかもしれないと思うと、怖くて気持ちを押し殺してしまう」
「実際に指摘を受けた時に「あー、自分はダメだ…」と自分を責めてしまって苦しい」
「人の感情に敏感で、過敏に反応してしまうのがしんどい」
そんな悩みを抱えているとしたら、必見です。
控えめに言っても、絶対に読んだ方が良いです。
なぜなら、人から指摘を受けた時に受けるダメージを、3倍にも5倍にも、10倍にも減らすことが出来るからです。
そして、指摘を受けて「心に傷が残る」ということも無くなります。
それは、
「嫌な感情、ネガティブな感情を感じないようにする」
とは『全く逆』のアプローチをとるからです。
ネガティブな感情が襲ってきた時にとるアプローチとは?
じゃあ、そのアプローチとは何なのかというと
『その時湧いてきたネガティブな感情を、ただただ感じる』
です。
ポイントは「感情だけを感じる」ということ。
不安や恐怖、怒りを感じた時って、必ず「言葉」がセットになっていると思います。
例えば、Aさんに「豚骨ラーメン食べに行きたいな」と言いたかったとします。
でも、それを言おうとした時に
「嫌だって言われたらどうしよう。」
「豚骨ラーメンは嫌いだって言われたらどうしよう」
「そもそも、断られたら辛いな…」
そんな「ネガティブな言葉」が湧き上がってきて、その言葉によって「恐怖や不安」などの感情が湧き上がってくると思うんです。
その時にとるアプローチとして、ほとんどの人は
「ネガティブな感情を打ち消そうとする」
だと思います。
でも、打ち消そうとしたところでネガティブな感情は消えないし、なんなら余計に不安や恐怖の気持ちが強くなることもあるでしょう。
次に、そのようなネガティブな気持ちが湧いてきた時は、打ち消そうとするのではなく
「ただただ感情を感じる」
ようにして下さい。
感情を味わい尽くすのです。
感情を味わい尽くす具体的なステップ
じゃあ、どうやって感情を味わい尽くすのか?
ここで、その手順をお伝えします。
ステップ1
ネガティブな感情が湧いてきたことに気付く
→まず「あ、自分は今、ネガティブな感情を感じているんだ」と認識します。
ステップ2
心の中で出てきた言葉をかき消す
→「怒られたらどうしよう…」「断られたらどうしよう…」そんな心の声をかき消し、一旦無の状態にします。
つまり、言葉は考えず、ネガティブな感情だけを感じる状態にします
ステップ3
ネガティブな感情を味わい尽くす
→言葉をかき消し、ネガティブな感情だけが残ったら、その感情のみをただひたすら感じて下さい。味わい尽くして下さい。
以上です。
ステップ3で、ネガティブな感情(痛みや不快感)を味わい尽くすと、不思議とその嫌な感情が消えていきます。
すると、次に同じような場面が訪れたとしても、気にならなくなっていることに気付くと思います。
これはまるで「すり傷」のようなもの。
ネガティブな感情が湧いた時に、それを無かったことにしようとしたり、抑え込んだりすることは、
すり傷に、再びすり傷を付けているようなものです。
そしたら、次にすり傷に触れた時に、1回擦りむいた時よりも、さらに痛みが増しますよね。
つまり、再度同じような場面が訪れた時に、よりネガティブな感情が強くなってしまうということです。
一方で、感情を味わい尽くすというのは、自然治癒力によって、傷口が完全に塞がった状態と似ています。
傷口が塞がれば、その部分を触ったとしても、痛みを感じることはありませんよね。
それと同じで、嫌な感情、不快な感情をとことん味わい尽くすことで、
次に同じような場面が訪れたとしても、同じような痛みや不快感を感じなくなるということです。
感情を味わい尽くすのがポイント
ここで再度、傷付いたり不安や恐怖の感情が襲ってきた時の対処法をまとめておきます。
ステップ1
ネガティブな感情が湧いてきたことに気付く
ステップ2
心の中で出てきた言葉をかき消す
ステップ3
ネガティブな感情を味わい尽くす
です。
ネガティブな感情は嫌なものです。
痛いですし、不快ですよね。
ですが、その感情を抑え込もうとせず、味わい尽くしてみるというチャレンジをしてみて下さい。
すると
「あれ、意外とこんなものだったんだ」
というのを、実感出来ると思います。
そう「辛すぎるから感じたくない」と思っていたネガティブな感情って、感情だけを感じてみると、案外大したことが無いんです。
私たちはいかに、自分の心の声、言葉によって、不安や恐怖の気持ちが増幅されているのか…
というのが、実感出来ると思います。
これは、ホントに効果があるので、是非試してみてください。