『神聖なる世界』 第六章 聖なる性
今回は、「理性」「知性」「感性」そして「霊性」の構造的な解釈を行うとともに、最終的にこれらと関わりの深い霊訓や心の立体モデルの解釈をとおして神聖なる「性」(さが)への理解を深めて参りましょう。
前章でも申し上げた通り、少なくとも私たちには「良識」が備わっていますし、理性的な考え方や公平性に対する認識は「良心」や「良識」に関与するところが大きいことはお話致しました。
特に東洋思想では、儒教において、「性」(さが、せい、しょう)は、人が生まれながらに持っているもので、人の道