#5 「小言おじさん」との付き合い方 前編
こんにちは!
突然、180日後に部長になることが決まりました、ココリコです。
全く心の準備は出来ていませんが、今日は職場の人間関係について綴ってみたいと思います。
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小言おじさんとは?
またの名を、おせっかいオジさん、俺の話を聞けおじさん、承認欲求のカタマリおじさん、などなど...とりあえず、「面倒くせぇなこのおっさん」と思わずため息を吐きたくなるような、方をまとめて「小言おびさん」とお呼びすることにします。(小言おばさんも沢山いますが、一旦まとめてこの名でお呼びします)
「小言おじさん」の特徴
私が見つけた、小言おじさんの特徴は4つです。
1. キャリアが長い(この道●十年)
何年も積み上げてきたキャリアにより、特定の分野において、深い知識を持っています。
故に、年数の浅い若手や転職組に対し、俺の時はこうだった、俺が積み上げた礎のおかげで今日お前らが働けている、といったオレオレ意識が強めです。
2. 承認欲求が強い
長いキャリアゆえに、色んなことを知っているにも関わらず、皆が自分をそこまで敬っていない、自分の存在が軽視されている、という僻み意識が強めです。
そのため、「もっと俺をみろー!!!」という気持ちが先行して、しばしば大人気ない発言をしたり、ネチネチ小言をいっては自分の存在感をアピールしようとします。結果、「面倒くせぇな」と思われる人になります。
3. 会社や同僚、部下の悪口を言いがち
承認欲求が満たされないが故に、常日頃、不満や小言を言ったり、他の人の仕事の仕方にケチをつけたりします。そしてそれは、正々堂々と正面から相手に話すよりも、たいていは陰で不満や悪口を言うことで発散されます。また、本人を前にしても、感情を抑えきれずにネチネチしたやり方で文句を垂れることもしばしばです。
4. 意外に偉くない
上記を見ても明らかなように、「小言おじさん」には偉くなるための人間としての資質が乏しく、そのため、せっかく色んな知識やコネクション、仕事のノウハウを持っているのに、たいして偉くなれません。
その事実が、彼らの僻み根性に火をつけ、欲求不満マシマシな状態に導いているようにも見えます。
あなたの周りにも居ませんか?
「小言おじさん、面倒くさいね〜」
これで済めば良いお話ですが、この「小言おじさん」こそ、企業にとって負の連鎖 (知識やノウハウが蓄積されず、人間関係でのギスギスやストレスは増殖するばかり)を産み出す一端を担っていると、私は思います。
なぜなら、彼らが保有する知識やコネクション、ノウハウは誰にも伝授されずに廃れていくからです。
彼らは、引き継ぎなんて、ちゃんとやりませんよ?
だって、承認欲求を満たすための1番の方法は、後任が自分の様に仕事をこなせずに、「●●さんの時は上手くいっていたのにね〜」と、周りに言わしめることですから。
せっかく企業が投資して(「小言おじさん」に給料を払い続けて)蓄積してきた知識やノウハウ、これらは「小言おじさん」の私財では無いはずです。
ちゃんと、後世に伝えていかなきゃ勿体ない!
そう思いませんか?
「小言おじさん」どうする問題
「こんな面倒な小言おじさん、切ってしまえ!」
もしくは「強制的に異動させてしまえ!」
それも一つの手かもしれません。
ですが、今の私は別の考えを持っています。
「小言おじさんは、味方につけろ!」
そして、「どんどん活用せよ!」
です。
長くなってきたので、この心境に至った経緯と、実践については、次のノートに記したいと思います。
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