会社を退職して専業主婦になった私が動画編集の仕事を選んだ背景
こんにちは。
私は2023年に会社を退職し、今は個人で動画編集の仕事をしています。
動画編集との出会い
動画編集のスクールに通い始めたとき、動画編集の経験はゼロでした。
厳密には、CapCutというTikTokと連動したアプリでごく簡単なテロップ入れをしたことくらいはありましたが、「キーフレーム?何それ」というレベルで、Adobeソフトを使ったこともありません。
きっかけは夫の何気ない一言
夫が転職して家庭に割ける時間が激減し、長女の中学受験も近づいていたため、子どもたちをワンオペで育てながら仕事を続けることに限界を感じ、会社を退職して専業主婦になった私。
元々仕事が大好きな人間で、会社の同僚・上司・後輩も大好きな人ばかりだったので、居場所がなくなった心にはポッカリと穴が空いてしまっていました。
一方で日中は自由な時間ができたこともあり、
何か楽しいことがしたいな。
一度きりの人生、ドキドキわくわくして毎日を過ごしたいな。
といった思いを持つようになりました。
そんな私に夫が何気なく、
動画編集のスキル身につけて、趣味のYouTubeチャンネル始めたら?
と言ったのです。
最初は趣味の延長で学び始めた動画編集
夫が趣味用に持っていたMacBook Pro(Apple M1 Max)を譲り受け、Adobe Creative Cloudのコンプリートプランを契約。
独学で勉強する気はなかったので、楽しく学べそうなスクールを探しました。
そもそも動画や映像に関する知見が全くない状態だったので、正直スクール選びはどこがどう良いのか判断が難しかったです。
最終的に直感でピンと来たスクールに決めましたが、動画編集を学ぶ第一歩のスクールとして選んだ「デジハク」は自分にとって大正解でした。
受講コースをProコースに変更し、仕事の獲得方法を学ぶように
動画編集の勉強は面白くて、すぐに夢中になりました。
アニメーションやテロップが作れるようになり、BGMやSE(効果音)をつけるとYouTubeで見かけるレベルの動画が自分の手で仕上がって、子どもたちも「ママすごーい♡」と大喜び。
動画編集は、視聴者の視点に立って、情報が伝わりやすいように、ストレスなく視聴できるように、といろんな工夫を凝らすもの。
同じ素材を元にしても、編集者の腕次第で動画のクオリティは全然変わってくる。
これは、会社を退職せざるを得ず、気持ちを持て余していた私にとっては、とてもやりがいがあるものになりました。
当初は自分のYouTubeチャンネルを作りたい、といった思いで通い始めたスクールでしたが、だんだんと「動画編集者なら在宅で自由な時間に仕事ができるし、楽しいかもしれない」と考えるようになり、受講コースをProコースに変更。
動画編集者として仕事を受けられるようにするため、ポートフォリオ作成や案件の獲得方法も学ぶことにしました。
→動画編集スクール「デジハク」で過ごした6ヶ月についてはこちら
動画編集の仕事が自分にとってよかった理由
動画編集の仕事について、最初にメリットを感じたのが以下2点です。
在宅で自由な時間に働けるため、子育てで多忙な自分にとって都合がよい
動画を作り上げていく時間が楽しい
実際に仕事を初めてみると、上記に加えた楽しさややりがいがたくさん見つかったので、紹介させていただきます。
自分の作ったものに対して、お客様が直接ありがとうと言ってくれる
誰かの役に立つって楽しいことですよね。
私は、仕事(ビジネス)は相手を喜ばせた対価として報酬をいただくものだと捉えていて、だからこそ仕事は楽しいのだと思っているのですが、動画編集の仕事はまさにこれでした。
自分で創意工夫を凝らして作り上げたものを、お客様が喜んでくれて、価値を感じてくれて、「ありがとう」と言ってくれる。これはとても嬉しいことだと思います。
お客様と一緒に作り上げる過程が楽しい
専業主婦になって、家族以外の大人と会話する機会が激減してしまった私でしたが、仕事を通じてお客様とやり取りする時間ができました。
お客様からいただく案件は、こちらの美意識だけで作るものではありません。
お客様の叶えたいもの、実現したいこと、抱えている問題などを解決するために動画制作を請け負うのですから、「お客様はどうしたいのか」をしっかりと把握する必要があります。
これは難易度が高いことでもありますが、お互いにより良いものを作るために、ああだこうだ建設的な話し合いをするのは、私にとってとても楽しい時間です。
日々学び続けることが楽しい
動画制作はとても奥が深い世界です。
アニメーションやカットなど動画そのものの技術だけでなく、デザイン力であったり、そもそもの情報の整理力であったり、伸びる動画のトレンドであったり、身につけた方がいいスキルが山ほどあります。
また、クライアントワークやタスク管理、フリーランスとしての事務作業もあります。
1つ進んでもすぐに高い山が見えてしまい、「極める」ことは一生ないんだろうなと感じます。
時にはそれがしんどくなる瞬間もありますが、全く飽きずに学び続けられています。
人間は成長することが好きな生き物と聞いたことがありますが、本当にそうだなって実感します。勉強楽しい!
(小中学生の頃の自分に聞かせてあげたい)
作ったものが世間に発信され、反応を得られることが楽しい
仕事として制作した動画は、YouTubeにしろ、プロモーション用の動画にしろ、世界中の誰もが見られるところに発信されます。
制作動画は我が子のように可愛いもの。
それに対して、YouTubeコメントやSNSで反応があったり、その動画をきっかけに視聴者の行動につながったりするのがわかると、心の中でガッツポーズしたいくらい嬉しい気持ちになります。
(もちろんですが、「これは私が作ったのよ!」と公の場で言えるものと言えないものがあります)
一緒に動画制作をがんばる仲間ができた
通っていた動画編集スクール「デジハク」には受講生・卒業生専用のコミュニティがあり、そこを起点としてSNSやコミュニティ内のスペースで応援し合える仲間ができました。
ちょっとしたことをコメントしあったり、がんばる人の姿をみて心の中で応援したり、そんな人間関係が持てるのはとても豊かなことです。
会社を辞めて日中は家で一人、みたいな生活になりそうだった私でしたが、同じ方向を向いてがんばる仲間がいることの心強さを日々感じています。
きっかけは夫の何気ない一言でしたが、動画編集に出会えてよかったです!
人それぞれの背景や事情があるので、一概に動画編集者という仕事を推すものではないのですが、もし今「仕事をしたいけど条件が合わない」「在宅フリーランスという働き方が気になる・・・」という方は、ぜひ動画編集者という仕事を検討してみてはいかがでしょうか。
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