アーユルヴェーダ #11 -ガルシャナで肌の血色が変わる -
アーユルヴェーダ -のガルシャナってご存知ですか?
ガルシャナとは、摩擦のことです!
摩擦?!っとなる方もいらっしゃると思いますが、日本でも乾布摩擦を健康法として取り入れていた時代もありますよね。
今日は、ガルシャナってすごい!というお話です。
摩擦で肌の血色改善
私は摩擦することに対して、なんとなく「擦っちゃダメ!」とか、「黒ずむ」みたいなイメージを持っていました。
でも、ガルシャナを行うと肌の血色がとてもよくなり、若々しい肌になるなと感じました。
先日イベントに参加して、アーユルヴェーダを日々取り入れている方々の中には、シニア世代であっても皆さんとっても肌が綺麗なんです。
特に、首周り。
首周りって年齢が出るところなのはご存知かと思います。
首に自信が持てなくなると、ハイネックの服を着たり、首元から鎖骨辺りを隠したくなるなぁと、最近自分自身でも感じ始めていました。
でも、みなさんお見事なくらい首元をが綺麗なん
です!!
シワがない。
首の横シワが気になる私としては、話しかけずにいられませんでした。
みなさん、アーユルヴェーダを取り入れて8年くらい経っているようでした。
私も今から頑張れば、8年後にはそうなれるのかなぁ、と思って。
でも、綺麗になれるかもしれないけど正直長いな。って思いました。
アーユルヴェーダの考え方
その人が気になるとか、悩んでしまうことも1つの病ととらえ、それに対する対応策があるんです。
すごいですね!
西洋医学では、病気か病気でないかの2択です。
東洋医学では、病気と未病という考え方。
アーユルヴェーダでは、未病でもその人にとって解決したいことであれば、病いととらえ対応するのです。
と、ちょっと前置きが長くなりましたが、私もガルシャナを取り入れたところ、首元がワントーン明るくなり、横シワが少し見えにくくなってきました。
多分続けると、もっともっと変わっていくんだろうなと思える感じです!
アーユルヴェーダを実践している皆さんは、いろいろ取り入れて実践されているので、ガルシャナだけで美しさを保っていらっしゃっているわけではないと思います。
でも、取り入れないのは勿体無いくらいお手軽に簡単にできるので共有します。
ガルシャナのやり方
アーユルヴェーダでは、ディナチャリアという1日の過ごし方の指針があり、3点のオイルマッサージをする前にこのガルシャナを取り入れると良いみたいなので、オイルマッサージを行う前の足のドライマッサージのやり方をご紹介します!
〈 用意するもの 〉
絹の手袋(両手)
できれば、ちょっと荒めのワイルドシルク的な方が良いみたいです。
おすすめは、アーユルヴェーダ研究所から出ている専用の絹の手袋です。
〈 やり方 〉
足のマッサージの仕方
絹の手袋を両手にはめて、ドライマッサージを行います。
まずは、どちらの足からでも良いので、足を膝の上に乗せます。
足裏の土踏まずから、撫でてマッサージしていきます。
かかとは、丸く撫でます。
足の甲と足の裏を挟むようにしてマッサージをしていきます。
側面は親指側と小指側を手で覆うようにしてマッサージします。
くるぶしは、かかとと同じように丸くマッサージします。
足が少し温まってきたなと感じたら、反対側を同じように行っていきましょう。
そのまま、ふくらはぎまでマッサージを行う場合は、毛並みに逆らって膝の方へ向かってマッサージをしていきます。
膝は関節なので、くるぶしと同じように丸くマッサージします。
片方終わった時に、ぜひ両足を並べて見比べていただきたいです!
マッサージをした方の足の色が、白く血色が良くなっているはずです。
〈 ポイント 〉
毛並みに逆らってマッサージすること
肌が弱く赤くなりやすい場合は、優しく撫でる
使用した手袋は、都度洗濯する
*専用の絹の手袋の場合は、おしゃれ着洗いで陰干しをする
〈 効果 〉
血行が良くなる
コリの改善
肌のキメ、ハリ、光沢が出る
アーマ(未消化物)を流してくれる
〈 禁忌 〉
生理中、妊娠中
熱のある時
皮膚に異常がある時
首元のお話をしていたので、首についてです。
特にやり方を教えてもらったわけではないのですが、心臓へ向かってガルシャナは行うと良いとのことでした。
なので、私はアゴから鎖骨の方へ向けておこないます。鎖骨あたりは、鎖骨に沿うようにおこないます。
ココについては、やり方を伝授してもらったら詳しく首元編をご紹介したいと思います!
また、二の腕にもいいので、ぜひ取り入れてみてください!
方向は、指先から肩の方へ向かって、毛並みに逆らう!です(笑)
次回は、ガンドゥーシャ(オイルうがい)をご紹介したいと思います。
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