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精神科デイケア通所一周年!~自分なりに工夫したポイントや、二年目に向けて

こんにちは、COCOA-MU(ここあむ)のアカネです。

2024年7月で精神科デイケアの通所を開始して一年が経ちました!
最初は週一(プラス作業療法に週二)だったのが、今ではデイケア単独の週四通所まで増え、よりたくさんのプログラムに参加したり、メンバーさんともたわいない世間話をしたりと、すっかりデイケアが日常に根付いています。

そんな私が一年間デイケアでどんな時間を過ごしたか、また今後の展開についてもお話ししていこうと思います。


1. デイケア通所の大前提~実はこんな環境で通っていました


まずは少しカミングアウトなのですが、実は私のデイケア通所の半年ほど先に、弟が同じデイケアへの通所を始めていました。
弟は私とはまた違うメンタルに関わる病気を持っていますが、社会復帰という目標は私と同じです。
そして弟は今年の春にデイケアを卒業し、次のステップに進んでいきました。
弟が先に通所してくれていたお陰で、プログラム内容やメンバーさんのお話は通所前にかなり聞いていたので、私はかなり楽にデイケアに慣れたのではないかと心から思います。

まぁ二人揃ってしまった故に、最終的には当デイケア屈指の賑やかしガヤ姉弟になったわけですが(良い意味です多分…多分…)

さておき、そんな前提もありましたし、並んだフロアの作業療法室にも三年弱ほど通いましたので、そこに週一回デイケアを増やすことはあまり負担にはならなかったです。

ただ姉弟とはいえ、デイケア活動中はそれぞれのペースや目標に向かっていました。
私と弟では年齢が結構離れていまして、最終的な目標こそ一緒ですが、そこまでの予定は全然違う形になるはず、と。
そこはきちんと割り切りですね。
でも私と弟は年齢差の関係で一緒に同じ学校に通うという経験をしてこなかったりするので、この年齢でそんな感覚を味わえたのはかなり面白かったです。

2. デイケア通所初期~自分の居場所探しと、メンバーさんを覚える事から


デイケア通所をスタートしてから、一番最初に模索したのが自分の居場所(リラックス場所)探しでした。
まず自由にテレビを見ることができるテレビルームは、いつも比較的お話のしやすいメンバーさんがいらっしゃって、今でもお話したい時はそこを利用しています。

でもやっぱり自分一人で落ち着いて休んだり考えたりする場所は欲しいな、となりました。
いくつか候補はあったのですが、メンバーさんの何人かがデイケア室の外の中待合室(院内でも人気の少ない場所です)にいてスマホを使っていたり、本を読んだりしているのを見て、私もここがあってそう!となってからは、今に至るまでこの中待合室が何もないタイミングでの私のリラックス場所となりました。

プログラム以外での居場所ができて心に余裕が持ててから次に頑張ったのは、メンバーさんの名前とお顔を覚えて、その方のデイケアでの過ごし方を見ていくことでした。

通っているデイケアでは、私や弟以外は短い方でも数年、長い方だと十数年以上在籍しているメンバーさんが多いです。
後から入ってすぐそこに馴染めるかどうか、というのはデイケアに限った話ではないですよね。
なので、まずはどのようなメンバーさんがいて、各々のある程度の行動パターンを見ていくことにしてみました。
そうしていく内に、デイケアの中での自分の置き所が結構見えてきました。

まず、他のメンバーさんが構築している日常ルーティンに極力影響のないムーブをしてみました。
すると、どこかしらに隙間のような時間や空間が見えてきます。
そこに自分がいるのは絶対大丈夫と確信できたら、そういった場所で休憩を取ったり、交流をしたりします。

少し遠慮がちな行為に見えるかと思いますが「我が我が」では難しくなってしまうのがデイケアですので、慣れるまでは引きの動きをしていると楽かなぁと自分なりにしてみました。

通所スタンスが決まる頃にはなるべく積極的にメンバーさんのお名前を覚えました。
ここでも弟にはとても助けられ、帰宅後に「このプログラムの時一緒だったのはどなただったっけ?」といった確認をたくさんさせてもらいました。
自分でもメモを取ったり、手帳にデイケアの記録は残すようにしています(手帳や日記の話はまた別件でお話しますね)

どうしてここに力を入れたかというと、メンバーさん側は私のことを「弟の姉」という認識だけで良くて、実際最初の頃は「お姉さん」と呼ばれていた時期もありました。
今は苗字か、名前の方で呼んでくださる方もかなり増えています。
なので、私の存在感が思いのほか通所開始すぐから既にあったものですから、私も早くお名前を呼びながらお話したいなぁと思いました。

メモや弟の力も借りつつ、私の方からも徐々にメンバーさんのお名前を呼べるようになっていきました。
実際名前を交えつつ会話した方が「その方と今日はお話できたぞ!」みたいな実感が湧いてきてよかったと思います。

3. 通所序盤の難関〜どこからが筋肉痛?どこからが違う痛み?


私の通所しているデイケアでは、運動プログラムが結構入っています。
午前午後のプログラムの内、片方が運動というパターンが多めです。
通所序盤は運動不足が祟って、複数日にまたがる筋肉痛にかなり悩まされました。
ついには股関節が階段の登り降りがキツイくらい痛くなって、心配になり一度かかりつけの整形外科に行きました。

レントゲンや検査の結果は…

た だ の 筋 肉 痛 で し た

筋肉痛で改めて痛いもんだなぁと思うとともに、もっときちんと筋肉付けて、筋肉痛にならないようにしたいなぁとなりました!
通所日数を増やすごとに運動量も増えましたが、その分だんだんと体が慣れてくる実感が沸きました。
スタッフさんにも筋肉痛予防のストレッチを教わったりして、今では筋肉痛に悩むことはほぼなくなりました。
筋肉痛が完全にないこともないんですが、軽いものであれば「まぁあと二日ぐらいでどうにかなるパターン」みたいな感覚です。

4. 週三回通所に切り替えたタイミング〜冬が厳しい北海道ならではの悩みから


作業療法を含め、リハビリ科自体には週三回で通ってはいたのですが、完全にデイケアオンリーの週三通所に切り替えたタイミングがあります。
それは12月でした。

デイケア通所で大事にしているところが、朝から活動を開始して夕方に帰る、という一般職に勤めたケースに極力似た時間を過ごす、という点です。
その点、作業療法は午前か午後どちらかだけで、活動時間は三時間程度と、理想には少し物足りない。
そこで、デイケアのみでの週三回通所を予定より一月程早くスタートさせました。

理由としては、デイケアでの時間を増やしたいことにもあったのですが、北海道ならではの気候の問題がありました。

それは雪です。

私の住んでいる地域は北海道の中でもいわゆる豪雪地帯に入る方です。
いやまぁもっと積もるえげつない場所もあるんですが、私の所も三日雪が止まなければ

バスが運休になります

これは住んでいる場所の関係もあるのですが、最寄りのバス停前の道路が狭くて、除排雪が上手くいかない時は3週間くらいバス運休になって作業療法に全然いけなくてキレ散らかしたこともあります。
流石に通学・通勤にも使われる路線ですので、最近は苦情も多かった絡みもあり除排雪体制・バスの運行状況についてはかなりマシになりました。

こんな理由で、1月から通所をスタートすると、初日に大雪食らってバス運休→デイケアお休みのコンボもまぁまぁありえる話だったので、一か月前倒して週三通所に慣れておきたかったわけです。
このタイミングで通院のバスも一本早いものにして、バスが何分遅れようが大丈夫な状態にもしました。

結果やっぱり1月にバス運休を食らったので(でも今年は珍しく一回で済んだな…頑張ったな市の除排雪…)前倒し通所は大正解でした。
ちなみに運休になった1日だけは歩いて通所しました(片道30分程度なので一応許容範囲ではあります)

5. デイケアで「いつもより楽しみ!」な日を作る〜自分なりのモチベーションの保ち方


こんな感じで冬には週三回のデイケア通所をしていたので、生活の中でのデイケアの割合が大分増えました。
通うのが嫌になったことは最初からずーっとないのですが、じゃあそのモチベーションはどう作っていったり、維持していったかをお話していきます。

まずはプログラムにおける楽しみです。
体を動かすのはすごく好きだしデイケアでしたかったことの一つなので、運動系プログラムは大体楽しめていました。

他では脳トレに関してはメンバーさんとのお話からヒントをもらって「脳トレで取り組んでいる漢検3級を実際に受験する」という事を決めてからモチベが上がったように思います。

作り物系のプログラムはどれも好きで、「大人の塗り絵」では大好きなディズニーの「不思議の国アリス」の本のものを今でも塗り進めています(今で3枚目だっけか…?)
あとは七宝焼、陶芸、今年の春からは手芸と、どのプログラムも楽しんで取り組んでいます。

特殊なプログラムとして、遠足のようなことをする「小グループ活動」というものがあったのですが、こちらもとても楽しく取り組めました!
昨年は水族館+バイキングに出かけて、グループのメンバーさんと一緒に色々楽しめて良かったですし、活動を通じてメンバーさんとは本当に気軽にお話が出来る仲になりましたね。
今年も次の小グループ活動がスタートしていて行先が決まったり、その他話し合いが始まっているのですが、こちらは7月デイケアまとめにでも。

そして日々のモチベにかなり寄与してくれたのが給食です!
私は同病院での入院経験が三回ほどあり、昼給食で結構色々なメニューが食べられるというのは知っていたので、これが結構な楽しみでした。
自宅で出ないメニューなども食べられたので給食は毎日美味しく頂戴しています。

給食は一応パターン的なものもありつつ季節や記念日などにより特殊給食がありまして、特にクリスマスはピラフにチキン、ケーキまでついてめちゃくちゃ豪華でした!
栄養部さんのご配慮にはいつも感謝しています。

このような感じで日々であったり、ちょっといつもと違う日であったり、それが一週間の内に何もないということがなかったので、継続通所にはとても良いモチベーションになりました。

6. 色々悩みもありました〜主治医やスタッフさんとの連携を大事に


デイケア通所を続けるに辺り、悩みがなかったということは勿論ありません。
普通に通所する分にはそこまで悩みはなかったというのが実際のところですが、予期せぬイレギュラーが起こった時が本当に困りました。

以前にこちらの記事

にまとめたのですが、服薬変更の時期は久々に不安が強めに出ましてちょっと困りました。
そこで頼りにさせていただいたのはデイケアのスタッフさんでした。
私の担当スタッフさんは看護師長さんなのもあり、心身の不調の相談はとてもしやすいのがありがたいところです。

服薬変更の前後にはガッツリとした相談(プログラムの一部不参加希望を出すなど)をしてもらったり、その後も定期的に体調のことは気にしていただいて、今では新しい方の薬にすっかり慣れてまた落ち着いたメンタルで通所が出来ているのですが、一人でモヤモヤを抱えていたらその後もしんどかったでしょう。

診察で主治医にお会いするのは月一程度にしていまして、割と落ち着いているここ一年ではありますが、先生に定期的に血液検査含めて体調のチェックを入れてもらっているのは己を改めて見返すにも良い部分だと思います。
外来とデイケアはしっかり連携しているので、プログラムの合間に診察を受けられるのも楽でとても良いですね。

私の先生、現在大絶賛手術入院中なのですけど

…退院予定の来月には先生の元気な顔が見られますように…!(命の関わる大病ではないと聞いています)(っていうか私病状とか聞いてるんだけど先生そこ話していいの…?笑)(最後の診察の時に先生にめっちゃ「お大事に~!!!」って言ったよ…!)

このような感じで精神科全体でのバックアップを受けられている、と実感出来る体制になっているのもとてもありがたいなぁと思っています。

7. なりたい自分を目指して〜挑戦の二年目へ


ここまで精神科デイケア通所を一年続ける中で特に自分の中でポイントになった部分をお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?
本当はもっともっと色んな事がありましたが、自分がここ大事だったかな~といったポイントを掻い摘んでみました。
あっという間の一年でしたが、自分でも成長をとても感じられる良い一年でした。

さてここまでとても良い感じにデイケア通所が進んでおりますが、二年目は…

10月から!新展開が!!起きます!!!

…まだ確定じゃないんですが、10月に向けて少しずつ準備を進めている段階です。

私にとっては二年目はとても大きな挑戦になりますが「私が心からやりたかったこと、なりたいもの」に直結しているので、今からもうワクワクいっぱいで楽しみです!

新展開については話が予定通りに進めば(一番大事なのは実は先生の退院…先生待ってるよぉ…!)9月デイケアまとめ辺りでお話出来ると思うので、興味をお持ちいただけましたらまたご覧いただけますと嬉しいです。

それでは引き続き二年目のデイケア通所も、自分のペースを保ちつつ頑張ってまいります。
暑い日が続きますが、デイケア通所をされている皆様、スタッフの皆様、体調に気を付けて夏を乗り切っていきましょう!

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!


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