52ヘルツのクジラたち

今日は映画「52ヘルツのクジラたち」を観た帰りに、フードコートにて一人ランチ。久しぶりの外食です。カレーをハーフサイズにして500円台。しかもポイント払いにしたので実質タダ✌️

映画は、特殊な事情を抱えて心を閉ざしてしまった人々のお話。けっこう重たい内容でした。


特殊な事情というのが特殊すぎて、共感するのが難しい場面もあったけれども、登場人物たちが傷を抱えたまま、それでも恐る恐る、人とつながり合い始める姿が印象的。


私も今ちょっと、映画ほど特殊な事情ではないにしろ、私なりに事情があて、他人に対して心を閉ざし気味なのですが、主人公たちが町内会のお祭り(?)みたいな場所で、地域社会の人たちと笑顔で関わり始めるエンディングに、一生懸命自分の未来を重ねてみました。

本当はね、「人とつながることばかりがすべてではない」というメッセージを期待していたのだけれど、「傷つきあっても、分かり合えなくても、それでも人と関わり続けることの大切さ」みたいなメッセージがエンディングに込められている気がして、ちょっと違和感はあったんです。

私はお祭りがあったとしても、こんなに簡単には笑顔になれないよ、と。
人付き合いしない方が気楽なんだってば、と。

でもね、いつか回り回って、こんな風な集まりの場に笑顔で参加できる自分にも会えたらいいな、と一瞬だけ思えたのも事実。

登場人物たちのように、もがきながらも手探りで、私も「はじめの一歩」を見つけてみたいなと、そんなことを思いながら一人ランチを食べたのでした🍛



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