チャプチェが、大穴単勝万馬券だった話
最近、チャプチェを作った。
もちろん、クックドゥ的なものを駆使しながら、美味しい味が保障された状況下で。
某楽天市場で取り寄せるくらい、トッポッキが好きで、そこにラーメンが入った、カロリーフルチャージの、ラーメントッポッキ(略してラッポキ)がバツグンに好きで、月に数回、尻から火を出しながら食べている。
スンドゥブも、タッカンマリも、カンジャンケジャンも、韓国料理はどれもこれも、魅力的。
カンジャンケジャンなんて、そんじょそこらじゃ、食べられない。新コロが落ち着いたら、新大久保に、食べに行こう。(新新新)
だが、しかし、なぜか、チャプチェには、心が踊らない。かおるtvで、チャプチェ饅頭(揚げパンの中にチャプチェ入ってるやつ)を食べていても、なぜだか、心が踊らない。
だって春雨じゃん
味想像できるじゃん、お惣菜みたいじゃん。オットッケ、ヒーハーみたいに、韓国料理食べてます感出せないじゃん。(ヒーハーは日本語)(日本語でもない)
「○○ちゃん(仮称:ドボルザークちゃん)に、この話しても、どうせ、わからないと思うから、話すのやめよう」
小学生の頃、聞いた覚えのある会話。
このドボルザークちゃん=チャプチェみたいに、よく知りもしないくせに、独断と偏見で、食わず嫌いを突き通してきた(誰も傷つけたくない)(読者の皆様に抵触しない名前を選んだ結果)(新世界より)
ピーマンの肉詰めを作るために、手を伸ばしたピーマンの横に、ドボルザークの素が置いてあった。ピーマンと、豚バラ肉で、ドボルザークが出来る。(チャプチェな)だんだん、奇妙な好奇心が生まれてきた。
「実は、ドボルザークって、大穴単勝、万馬券かもしれない」(小学生が言うわけ)
チャプチェが、ただの春雨なんて、思い込みかもしれない(春雨だけど)本当は、めちゃくちゃ荘厳で、麗しき食べ物かもしれない。そして、作るの簡単そう(そこな)
気付いた時には、ピーマンと、豚バラ肉と、ドボルザーク、改め、チャプチェの素をかごに入れて、新世界へ吸い込まれていった。(正しくはレジ)
新世界で調理すること、10余分。(割愛)ついに、チャプチェが出来た。
…想像以上に美味しい
クックドゥ風調味料を使用したにも関わらず、しっかり、ゴマ油とコチュジャンの香りがして、十分に、チャングムの誓いが感じられる。(意訳:韓国料理食べてるって感じがする)
そして、レンジで温めても、カチカチにならないので、実は、お弁当向きのおかずだったという、世紀の大発見付き。
ドボルザークゥゥゥゥ…
ぱっと見、仲良くなれなそうな相手でも、話してみたら、意外とすぐに、打ち解けられた、なんてこともある。人間も、食べ物も、見た目で判断しちゃいけないって話。(何の話)
そして、この素晴らしきフィルハーモニーを、バックミュージックに流しながら、記事を読むと、全体のくだらなさが、壮大さに掻き消されるって話。