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プラス思考でいることのメリット・デメリット

こんにちは。
今日はプラス思考のお話。

『プラス思考は良いこと』というイメージ。
皆さんはプラス思考のマイナスの面を考えたことはありますか?

物事にはメリットデメリットがあって、それは『プラス思考』というものにも存在するのではないかと最近思ったことがあります。


プラス思考とは?

良いとされているプラス思考。そもそもどういうことを言うのでしょうか。
プラス思考というものは
肯定的な考え・態度や発言、楽観的な考え方
を指します。

これは前向きな気持ちを持ち、ポジティブな感情や考え、信念を強調する心理アプローチです。

私がオススメしているコーチングとかなり重なる部分がありますが、
失敗しても学びの機会ととらえ希望や自己励起の力を活用します。

では、プラス思考を意識したときの自分へのメリットを見ていきましょう。


プラス思考でいることのメリット

ストレスの軽減

プラス思考の反対である『マイナス思考』でいると、なぜ自分はできないのだろう。なぜ自分は、、、と自分のことを責めたりすることでかなりのストレスを自分自身で生み出してしまいます。

プラス思考でいることで、失敗は成功のもと・未来の自分への希望などという気持ちが芽生えるためストレスの軽減となります。


問題解決能力の向上

プラス思考でいることで何か問題が現れた時に、それを挑戦ととらえ、成長や学びの機会と捉えることができます。
このような肯定的な態度は思考の柔軟性を生み出し、問題に対して今までと違う視点やアプローチを模索することの助けとなります。

また、これがチームでの取り組みだった場合に肯定的な態度はコミュニケーションや協力する事にも良い影響を与えます。
感謝の意識も高めることができることから、メンバー同士を尊重しお互いが感謝できる環境でチームワークの向上にも繋がります。


人間関係の向上

上とほぼ同じになりますが、これはチームで問題解決を目指している場合ではなくてもかなり有効になりますよね。

例えば苦手な人がいた場合、
マイナスの思考ですぐに嫌いと判断してしまうのではなく、肯定的な考えでその人の良さを見つけコミュニケーションを取ることができると思います。

会社の上司と部下・先輩後輩・学校でのお友達関係・家族間でも
同じように肯定的な態度で人と接することでコミュニケーションを円滑にし、良好な人間関係を築くのに役立ちます。


プラス思考でいることのデメリット

現実逃避

あまりにプラス思考が過度になってくると、現実の問題や今向き合わないといけないことを無視し、問題を過小評価してしまう傾向が出てくる可能性があります。

この問題は今の自分には関係ないか♪
必要な時に考えよう♪
というように後回しにしてしまう可能性もありますね。


対処しないで良いと錯覚

これは先ほどと繋がりますが、問題を適切に対処しないで済むと考える可能性があり、それが長期的な損失に繋がることがあります。

簡単な例でいくと、
テスト数週間前にテスト範囲が出され、勉強に取り組まなければいけないが、
自分はここの範囲を理解できているし、直前に軽く見るだけで十分!と肯定的な自信を持っていたが、直前になって見たら理解していたつもりがあまり覚えていなかった。
のような感じで自分を過大評価してしまうことからの損失が心配されます。


他者の感情を無視してしまう可能性

過度なプラス思考が楽観主義となってしまい、他者の悩みや困難を楽観的に考えすぎて理解・共感しにくくなってしまう可能性があります。

何事も「頑張れ!」と励ましてしまったり、他者の本当の気持ちや感情に寄り添えないこともあるかもしれません。


最後に 『バランスを取ること』

いかがでしたでしょうか。
プラス思考のデメリットを考える機会は意外にも少なく、良いものとだけ捉えることが多いと思いますが、このようにマイナスの一面もあるということを頭の片隅に置いておくのも良いと思います。

自分の都合よく、何か問題が起きた時だけプラス思考で逃げるという事にならないようにしたいところですね。

とはいえ、自分のためにも他者との関わりにも大きなメリットを持つプラス思考。
バランスを保ちつつ、プラス思考を心がけていきましょう。





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