本屋と図書館を使いこなす
私は読書が好きだ。
平日は1日に1冊は読むので、月20冊くらいは読んでいるのだと思う。
月20冊も読むのに、一冊一冊を買っていたら破産してしまう。
だから、普段は図書館を使っている。
しかし、私はコレクター基質の面があり、本を集めるのも好きだ。
本屋にもよく行く。
私が本を買う理由について考えたことが無かった。
そこで、自分が本を買う基準について、考えてみようと思う。
本を買う理由
そもそも本を買う理由は何か?図書館だけでダメなのか?
私は読む本は可能な限り買うようにしたいと思っている。
これだけたくさんの本を読むので、本を買わないことで、お金が発生せず、出版社がつぶれることや作家さんが減ってしまうのは避けたい事態だからだ。
私が富豪で読む本をすべて買う余裕があるなら、間違いなくすべての本を買うだろう。でも現実は貧困学生なので、選び抜いた本のみ買うようにせざるを得ない。いつか稼げるようになったら、図書館に負けないほどたくさんの本を集めたい。
①お気に入りの作者・シリーズ
何年も追いかけている作者さんや、持っている本の続巻が出ていた時は気が付いたときに買うようにしている。
面白い期待が持てる作品なので、躊躇なく買う。
同じ作者さんやシリーズの本が本棚に並んでいる様子は、見ていて気持ちいいという面もあると思う。
②再読する価値がある本
基本的に新たな本に出合う場は図書館である。図書館で読んで、あまりにも面白かった本や、役に立つと感じた本、情報源として手元に置いておきたい本は、買うようにしている。
最近だと、フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」が面白くて、買った。
③名作
知性を保つにあたって、最低限、一般に名作と呼ばれてる作品は読んでおきたいと思う。
さらに、知識として蓄えておきたいので、忘れないように何度も読むことが多い。
折に触れて読み返すことで、感じ方が変わったり理解が深まったりするので、自分の本棚に加えてるようにしている。
④装丁が特別なもの
本の中にはコレクションしたくなるような見た目の本もある。
私のお気に入りは、角川文庫のかまわぬコラボのカバーだ。手ぬぐい屋さんの渋いデザインが、種々の名作のイメージと合致していて、本棚に並んでいるのが嬉しい。
他にもPenguin booksの布装丁が好きなので集めている。海外の書店に行くと分かるが、コレクション精神をくすぐられるお洒落なデザインの本がたくさん置かれている。日本の本も、かわいい装丁ものが増えて欲しいばかりだ。