「ハニカムマップで人生が変わる!運動を習慣化する方法」
全く運動をしなかった自分が、走り始めています。
それを職場で話したら、すごい、走るなんて無理です、とびっくりされました(いや、気を遣ってくれてるだけかもしれないけどね)。
運動をしていない人が、一番最初に走るきっかけをどのように作ったのか、どうやってそれを習慣化させていったのか、というのは興味がある人が多いと思います。
確かに、走るなんて、マジな人がやるやつじゃん。無理無理無理。
と、自分自身も思っていたから。
ハニカムマップの力
僕自身が走るようになったのは、ハニカムマップのお陰と言っても過言ではありません。
ハニカムマップって何? と思ったと思います。
六角形の図形を並べたもののことを一般的にはハニカムマップと呼ぶことが多いようです。
このハニカムマップ作りを今年からずっとやっています。
最初は、ミツバチの巣と同じ構造なので、ミツバチマップと名付けていましたが、人に見せたところ、ハニカムマップですね、と教えてもらいました。
このハニカムマップをエクセルで作り続けているのですが、これがやってみるとたくさんの発見と気づきがあって面白いし、奥深いし、とにかく凄いのです。
その証拠に、走る習慣が生まれつつあるんだから。
ハニカムマップに表現する
プライベートも仕事も気になることは、すべてハニカムマップに落とし込むようにしています。
全く運動をしていないことから、いつかはやらなきゃなぁ、と思ってとりあえずマップ上に表現してみました。
どんな運動をしようかな、と考えるわけです。
そこで次のように展開していきました。
僕は、ボーリングが好きです。
めっちゃ上手な訳ではないのですが、プロボーラーとかになれたら楽しそうだなと、こどものころは思っていました。
昔は、10ゲームくらい投げたりもしていました。
そんなのに付き合ってくれる人も今はいないので、一人で行くこともありました。
そのくらいには好きです。
大会に出てみたりしたら楽しいのかな。
そんなこと思い続けてるけど、このまま何もしないで終わりそうだな。
昔はテニス部でした。でもテニスはできません。
僕がいた当時は部員が100人もいたのにコートが1面しかありませんでした。
それに、片目の視力が悪いので、遠近感を取れないのです。
そういうことはよくわからずにテニス部に入っていました。
でも、壁打ちだったら下手でもできるかも。
壁打ちくらいはできるようになりたい。
2年くらい前にそんな風に思って、一人で壁打ちをしていました。
壁を飛び越えていたボールも、だんだん壁を越えなくなり、何回かはラリーができるようになりました。
こどもには恥ずかしいから、頼むからやめてくれと言われています。
今もやっていることは、緑色っぽい色にしてみます。
遠くに自転車とあって、壊れた自転車を直すとか、空気を入れるとか書いています。
そしてずっと離れたところにぽつんと置いたのがこれです。
ポツンと。
今でこそ、その周りが展開していますが、最初はポツンと遠くに一つだけ、です。
運動って言ったら、ジョギングとか? 走るとか? まぁ、思いついちゃうから一応載せるけど、どうせやらないけどね、みたいな乗りです。
毎日見ていると気になってくる
僕は、1枚のエクセルシートにプライベートも仕事も、すべてをハニカムマップに落とし込もうとしています。
最初は分けようかな、とも思ったのですが、とりあえず分散させると存在を忘れたり開かなくなったりするので、行けるうちは1枚で行ってみようと、1枚だけでやってみています。
約半年経っていますが、今のところまだ行けます。
なので、毎日、見ることになるんです。
離れ小島に、ポツンといる「走る」を。
俺、いつ走るんだろう。
そして、日に日に体力の衰えも感じ始めているのです。
このままじゃヤベーんじゃねーか、と。
だからこそ、「運動する」を置いたわけですが、いつやるんだ? と。
そこで、前回書いた記事のように、本を読んでテンションを上げようと思いついたのでした。
そしてマップはこのように展開します。
「『FLY DADDY FLY』を読む」とあって、読み終えたらオレンジで色を付けます。
視覚的に面白くしたかったので、読んだ本の画像を添付してみました。
その上の「燃えよドラゴン」はこの小説でよく出てくる映画なのですが、これはちゃんと見よう、と思ったので貼ってみました。
まだ見てないので、背景は白いまま。
この画像をクリックすると、amazonプライムビデオに飛んでいくようにしているので、ワンクリックで映画をスタートすることができる仕掛けになっています。
本の左斜め下の「本を手放すこと、手放せないこと」は、この本をきっかけにして生まれたnoteの記事です。
noteっぽい感じに表現したいと思って、黒い太枠の背景は白にしてみました。
note化されたことは、このアイコンになっています。
クリックするとnoteの記事に飛びます。
燃えよドラゴンの左斜め上にある「オッサン、走り始める」もこの前書いたnoteの記事。
そして、走り始めるためには、きっかけが必要なので、「短距離のレースに出る」を置き、その隣に10月にある「ファミリーマラソンに申し込む」と置きました。
実際に申し込んだのでオレンジに塗り替えます。
「ストレッチ」と「走る」は継続していることなので、緑枠に。
周辺には走ることについての関連する持っている本や雑誌を並べました。
本や雑誌も、走らなきゃなぁ、と思って買った本。
買ってから10年も20年も経ってる。
現実が進んでいく様子が可視化される
こんな風にして、少しずつ、少しずつ、何かが動いていきました。
走りたくなるような自分なりの仕掛けを用意していきます。
思いついたらマップに表現します。
でも、別にやらなくてもいいんです。
だから、気軽にマップに置いていけます。
すると、ポツンと一つだけが、どんどん大きな島になっていきます。
関心の幅が広がっているのが目に見えてわかるわけです。
そして、実際に行動したことがオレンジになって残り続けます。
行動が可視化され、毎日その跡を見続けることになります。
こんな風にして、大会にエントリーしました。
ファミリーマラソンで3kmです。
マラソンをやっている人にとってはお遊びみたいな距離です。
でも、僕にとっては未知の距離でした。
走れんのかな?
まずは、完走を目指して頑張ろう。
でもいつ走ろう?
僕の最初のランは、いつもの部屋着で、いつもの靴を履いて、家の周りを2周してみたことでした。
8月28日、日曜日。
1.02kmを7分16秒で走りました。
きつい。
でも7分です。
走る時間をどうやって取ろうかと、Chat GPTに相談したりもしていたのですが、7分だったら、ちょっとした隙間で走れることを発見しました。
10分でいいんだったら、できるかも。
それから、仕事から帰ると、スーツから運動着に着替え、とりあえず隙を見てちょっと走るようになり、それが習慣になっています。
そして、今現在はこんな感じで広がっています。
一番右下にあるのが、10月に出る大会です。
クリックすると大会のホームページに飛びます。
ここでちょっと目立つのが、真ん中にある本でしょうか。
「ひざ痛」と書いてあります。
その周りに赤い六角形が3つ並んでいますが、これが今現在の問題点です。
「膝が痛くなる」「筋力が落ちている」「腰が痛い」の3つです。
そうです。いきなり走るから膝が痛くなりました。
本を買って読んでみると、筋力不足なのだそうです。
毎日走るのではなく、走るのは週2くらいにして、筋トレやストレッチをして体幹も鍛えなさい、と書いています。
そんなわけで、今は膝に負担をかけないようにするため、筋トレやストレッチに取り組み始め、膝が痛くなくなったころに4kmほど走り、また痛くなっては筋トレとストレッチ、といった日々を送っています。
でも運動してるじゃん、俺!
皆さんも、是非、ハニカムマップを作ってみてください。
Excelで簡単に作れるし、マジで人生の質が上がります。