
怪物上司の日常 サラリーマン日記#5 ~俺はコレで乗り越えてきた~
今回は怪物上司が「いかにして のし上がってきたのか」を紹介させていだきます。
私が資料作成や仕事の捌きに悩んでいると、「いいこと教えてあげるよ」と、とても楽しそうに、大きなジェスチャー入りで解説してくれます。
仕事って、シンプルにする作業なんだよ
当たり前のことを、ちゃんとやればいいんだよ
難しく考えるからダメなんだ
できない理由を言い出したらキリがないよ
できそうなところからでも始めるのが大事なんだ
怪物上司は以前に紹介した『イシューからはじめよ 知的生産性の「シンプルな本質」』という本に書かれている内容を見事に実践します。
正直、職位があるからこそなせるワザのような気もします。
ただ、私が怪物上司と同じ職位があったとしても、怪物上司のようにはグイグイと物事を前に進めていくことはできないでしょう。
「シンプルにすること」と「自分を信じて突き進む勇気」はセットで必要なのではないかと私は思います。
私が日々発信する「依頼をしない依頼文」も、怪物上司のチェックが入るとめちゃくちゃシンプルに仕上がります。(シンプルにしすぎて、細かい質問が増えているのは、たぶん私の気のせいです)
迷ったら対案比較!
「どの方向で検討を進めればいいのかまとまらない」、「意見が割れて決められない」そんな時、怪物上司はどうやって乗り切ってきたのでしょう。
怪物上司は言います。
複数案出しておけば一番それっぽい奴が選ばれるよ
それぞれの案はできるだけ差をつける事だね
判断が難しいのは誰だって一緒だよ
「100点の選択」や「全員が納得する方法」なんて無いからね
最低3案は用意することだね
逆に多すぎるとよくないから、3案でちょうどいいくらいだよ
それぞれの案に対してできる限りの定量評価をするのは当然として
思いつく限りの定性評価もすることだね
ずっとその場に留まっているだけよりはいいでしょ
また、この定性評価の文章は、「長くしすぎず、箇条書きにするのがコツ」だそうで、それぞれの文章の前に
「〇:いいところ」
「△:よくはないが、リカバリーできそう」
「✕:致命的なところ」
くらいで記しておくと、決裁者は判断しやすいよ!
とのことです。
事実、私もこのテクニックは何度か活用させてもらって上手くいったことが何度かありました。

後ろめたいことは、自分から先に言う
目標が未達になりそう
当初想定していなかったリスクが見えてきた
思いもよらぬハプニングが発生した
検討が不十分で指摘されると返答に困ること
少し気になるが、多分なんとかなりそうなこと
こんな時、あなたならどうするでしょうか。
怪物上司は言います。
こういうのは、先に自分から言っておくんだよ!
先に言っておけばリカバリーできる可能性も高まるし、ヒントがもらえるかもしれなよ。
経験的に、早い段階で自分から正直に言っておけば、あんまり怒られない。後でどうしようもなくなって、めっちゃ怒られるよりもいいでしょ。
結果的にうまくいけば、普通に成し遂げるより印象もたぶん良いよ。
また、「わからないことは、わからないとハッキリ言う」のも大事です。下手に言い訳するよりも、勇気を出して「わからない」と言えば、好印象を持ってもらえることが実は多いですよね。
終わりに
今回は、パッと思い出せた分だけを紹介させていただきました。
他にももっといっぱい怪物上司の教えはあるはずなのに、思い出せません笑
noteを書くようになってから、怪物上司の教えをメモするようになりました。メモが貯まればまた書きたいと思います。
振り返りとアウトプットは大事ですね!
怪物上司、いつもありがとう!