プチ断食と筋トレ。
16時間ダイエット(リーンゲインズ)は筋肉を増やすことには向かない。
断食しながら筋トレするのは筋力を落とさないためであり、増やすことをではない。
もちろん筋肉が増えるに越したことはないが増えにくい。それは圧倒的に食事量が少ないから。
ビルダーの方が1日に何度も食事するのは筋肉を増やすために必要だからであり、断食しながら筋力アップなんてアクセルとブレーキを同時に踏むようなものである意味で矛盾している。
だから断食で胃腸の休息や若返り効果を狙うか、それを諦めてたくさん食べることで(もちろんたくさんトレーニングして)筋力を増やすかを選ばないといけない。
わたしは元々はビルドアップしたくて筋トレを始めて、割とすぐにリーンゲインズに取りつかれたから、筋トレ歴は長いけどゴリゴリの筋肉はついていない。
細マッチョと言えなくはないしお腹は全く出ていないが、たまに寂しくなることがある。
とはいえ、改めて考えてもマッチョになるのと断食で得られる効果を天秤にかけるとやっぱり後者を取る。
断食(カロリー制限)の若返りや長寿効果は人間で証明されていない(マウスや猿は証明済み)という話もあるし、たまに気持ちが揺らぐこともないことはないが、そんな時は気休めに数日食事を増やして(それでも2食を3食にするだけだけど)ごまかす。
3食食べるだけで「たくさん食べた」と思えるのは、筋肉には非効率だけど食の満足度に関してはものすごくコスパがいい。
あとはこの生活パターンがなんだかんだ楽しいっていうのもリーンゲインズを優先する理由。