他人の期待に縛られない生き方

人生がグッと楽しくなるコーチング　カエです

わたしたち女性は、社会や家庭の中でさまざまな役割を果たしています。仕事を持ちながら家事や育児、介護をこなすこと、周囲の人に気を使って誰かの期待に応えようとすること。その結果、忙しすぎたり、その他人の期待が大きくて自分の気もち、ホンネを忘れてしまう…。
そんなときに感じるのは、他人の期待に縛られないで自分らしく生きることが、どれほど大切で、すごくしあわせなことだということ。

わたしたちには「こうあるべきだ」「これをやらなければならない」といった見えないルール、暗黙の了解があります。だから周囲の期待に応えようとして自分の本当の気もち、希望、ホンネを後回しにしちゃうんです。たとえば「女性だから結婚して家庭を持つべき」と感じたり、子育てに追われる中で「母親として完璧でなければならない」と思い込んだり。でも、他人の期待に沿って生きることは、最終的には自分を苦しめることになりかねません。それは、自分のこころの声を無視して、周りの声に従い続けることだから。誰かに認められたい、期待に応えたいという気もちも理解できます。でも、もしその期待が自分のしあわせとずれていたら、どうでしょう？結局は、どこかで自分を見失って、こころの中で不満や疲れ、被害者意識を感じることになるのではないでしょうか。
大切なのは、「自分はどうしたいのか？」という問いを自分自身に投げかけることです。自分がやりたいこと、自分がこころから望むことを選んでいい。他人がどう思うかではなく、自分がどう感じるかを最優先に考えていいんです。もちろん、周りの人の意見を聞くことも大切だし、期待を無視することは簡単ではありません。でも自分を犠牲にしてまで他人の期待に応えようとすることが、ホントに自分のしあわせになるのかな？

わたしは50年近く、親や上司、周囲の顔色をうかがって生きてきました。自分が自分の道を選択することは、誰かを裏切るように感じていました。でもそうじゃなかった。自分の選択で生きることは、自分のままでいていいっていうこと。それに気づいてからは、生きることも人間関係もすごくラクになりました。

他人に期待に縛られない生き方というのは、結局は「自分はどうしたいのか？」を自分に問うて、自分のホンネ、自分を大切にすることなんですよね。他人の期待に縛らないで自分のこころが望む道を選ぶことで、自分がホントに自由でしあわせな人生を送ることができます。最終的には他人をもしあわせにすることにつながっていきますよ。