未来の自分のために、今できること
人生がグッと楽しくなるコーチング カエです
今から10年後、20年後の自分はどこで何をしていると思いますか?イメージできますか?
自分の人生の長期的な計画を立てたいけど、日々の生活のタスクをこなすことに精一杯で、そこまで考えるこころの余裕も時間もなかったりしますよね。
そんなときにおすすめなのが、少し先の5年後を意識してみること。20年後や30年後はちょっと遠すぎて漠然としてしまいがちですが、ちょっと先の未来、5年後ならいろんなことが想像しやすいですよね。5年後だと身近に、リアルに考えられるからこそイメージしやすい。
5年後、自分のなりたい姿でいれるように、今から種を蒔いていきます。その種は、自分のなりたい姿でいれる習慣をつくること。5年後に向けて、今のうちから少しずつ積み重ねていきます。
例えば5年後に海外旅行に行こうと思うなら、旅費も貯金しなきゃ。行きたい国を調べて、観光地や食事も調べて。簡単な言葉もしゃべれるようになりたい。それなら音声配信で言葉を勉強してみようかな…と、5年後に向けて自分の行動が明確になって、細分化されます。でもそれはがんばってしていることではなくて、自分が海外旅行に行きたいから意識せずとも行動できているはずです。習慣は無意識でできることだから、なかなか変わりづらい。でも、自分がこころからやりたいと思ったことは、案外ムリなく習慣を変えることができます。
5年後、自分がどうなっていたいか、今の自分からどんなふうに変わっていたいかを想像して、そうなるために必要な習慣は何かを考える。自分の5年後がもっと充実する習慣、自分のその小さな習慣で毎日の生活にも張り合いが出てきます。漠然とした未来への不安も小さくなって、未来への期待、たのしみが大きくなっていきます。
未来は毎日の積み重ねです。一瞬一瞬が充実していたら、それだけで未来の自分へのプレゼントだと感じています。目的を持ってそれに向かうことはもちろん大切なことで、でも人生は想定外な方向から道がつながることもあるなと感じます。想定外だからダメではなく、自分のこころがワクワクしたこと、自分のこころがビビット反応したことは、未来の自分にどんな形になるか分からないけれど作用するから。がんばるのではなく、未来の自分のために今できることを見つけて、水のごとく流れに身を任せて、毎日をたのしみながら積み重ねていく。5年後に花が咲くように今から種を蒔いて、5年後に向けてコツコツと自分に水をやり、肥料を与えるように行動して、5年後にどんな花が咲いているのか、たのしみに待ちます。