豪放磊落
お目通しいただきありがとうございます!プロコーチの寅さんです。
「ごうほうらいらく」と読みます。
「細かい物事にこだわらず、朗らかなさま。」(広辞苑第7版より)
四字熟語カレンダーの説明には
「気持ちが大きく快活で、小さなことにこだわならいさま。」
「豪放」「磊落」はどちらも「度量が大きく、小事にこだわらない」という意味。
この熟語を見て思ったのが、
コーチングの場で、コーチは「豪放磊落」であるべきということ。
コーチングの場で、コーチはフィードバックやミラーリング(クライアントから見えたこと、聞こえてきたことを伝えること)を行います。
時々、「○○のように聞こえてきましたけど」と伝えることがあります。
クライアントから聞こえてきたことをそのまま伝えるのですが、
「○○ではなくて…」と答えが返ってくることがあります。
通常の会話なら、言い訳や補足説明をして、自分の発言を正してしまうことがありますが、プロのコーチはこのようなことをしません。
自分の発言を手放します。
あくまでもクライアントのための時間ですから。
逆にそれによって、クライアントの思考が深まったり、
ご自身に集中してもらえるきっかけになればOKです。
クライアントの幅を広げるために行うものなのですよね。
だから、当たっていなくてもこだわりません。
占い師じゃないので。
だから、「豪放磊落」のスタンスで場にいることが大事。
ちなみに「豪放磊落」の類語は
「磊磊落落(らいらいらくらく)」。
読みがかわいい感じですね。
普段から「磊磊落落」でいたいものです。