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「100人コーチング」は疾走感とともに
「100人コーチング」絶賛チャレンジ中の方に出会うと、脊髄反射的に応援したくなります。
なんなら(勝手に)仲間意識が芽生えちゃう。だって、私も経験者だから。
私自身は、プロコーチとしてパーソナルコーチングセッションを提供するようになって2年目になりますが、今まさに100人コーチングにチャレンジ中だったり、コーチングを学び出したばかりの方から、ごく初期の頃の話を聞かれることもあったりするので、自分の100人コーチング体験を綴ってみようかなと、ふと思い立ちました。
十人十色、百人百様、それこそ人それぞれかとは思いますが、少しでも何かの参考になれば嬉しいです。
「100人コーチング」を前に怖気づく
私が「100人コーチング」というチャレンジに足を踏み入れたのは、2023年6月。アナザーヒストリープロコーチ養成スクールに通いはじめたタイミングです。
当初は、経験者ならおそらく誰もがそうであるように、まずその数字に圧倒されました。
ひょえーー、100人かあ・・・
とてつもない人数を提示されて軽くめまいをおぼえたこと、今でもよく覚えています。
しかも、うちのスクールは、なかなか厳しめの要件で「延べ100人」ではなく、あくまで「実人数100人」。
これは、たとえば同じ相手に10回コーチングしたとしても、認定カウント上は1人ということです。ちなみに、スクール関係者は10人までしかカウントできません。
世の中のどこにコーチという生き物が生息しているのか知らずに、コーチングを受ける機会もないまま、コーチングスクールに通うようになった私にとっては、仲間との相互練習が初めてのコーチング体験。
スクールで様々な手法や理論を広く深く学びながら、手探りでセッション練習を繰り返す日々・・・
いざはじめてみたら、びっくりするくらい楽しかった!
でもね、いざやってみたら、これがほんとに楽しかったんです!
コーチングは生もので、それこそ相手があることだから、スクールで習ったとおりになんていかなくて、でもむしろそれが、たまらなくおもしろかった。
もともと人の話を聴くのが好きだったこともあるし、対話を重ねるなかで、大切な思いがあふれ出たり、花が開くみたいに笑顔がこぼれたり、思いも寄らない展開に驚いたり・・・徐々にその人の輪郭が立ち現れてくる感覚もあったりして、とにかく心が動いた。コーチングってすげー、ニンゲンってすげー、心底そう思った。
もちろんスキルや理論も大切だけど、それぞれのコーチが何を枠組みとして、どんな世界観を持っているか、人間性がダイレクトにそのまんま出てしまうところも奥深いなと思ったり。
唯一絶対の正解なんてない、コーチの数だけ(クライアントさんの数だけ)コーチングってあるんだな、はじめてすぐに自然とそれを体感できたことで、いい意味で開き直ることができたというか・・・
たまたま持っているものが生かせたというのか、不確実性への対応力が高めだったことも、少なからず影響していたかもしれません。
まずはスクール生同士、その後は他スクールのコーチとも
はじめたばかりの頃は、とにかく場数を踏みたかったので、スクール同期との相互セッションに慣れたあたりから、Facebookの100人セッション相互協力グループ(先輩コーチが紹介してくれた)などで練習相手を募集している方と、ひたすらセッションを繰り返していました。
相互セッション後、お互いにコーチ仲間を紹介し合ったりして、この頃に、他スクールのコーチとたくさんつながりました。
ほかには、イベントなどでZoom越しにお会いした方と相互セッションしたり、コミュニティに誘ってもらったり、勉強会や練習会、イベントに参加させてもらったり・・・世界が一気にグググっと広がりました。
中には馬が合ったりして、その後もあれやこれや交流が続き、今でもオンラインやリアルでお会いしたりする方が何人もいたりします。
並行して、学びの場で出会った方に体験コーチングを提供
あくまで私の場合ですが、コーチングに馴染みがない方との接点ってそれほど多くはなくて、かといって家族やリアルな友だちは意外とコーチングに積極的ではなかったりで、ごく初期の頃には、どうしたもんかいな、と思ったりしていました。
そんな中、心理学セミナーやワークショップなど学びの場で出会うのは、知的好奇心が旺盛な方ばかりで、体験コーチングに興味を持ってくださる方もちらほら。
ある程度、私の人となりを知ってくださったうえでお話を聴くことができるので、その安心感も手伝ってか、継続サポートにつながるケースもあったりして、ありがたい限りでした。
100人コーチングは通過点
チャレンジをはじめて3か月くらいで延べ100人を超えたあたりから、60〜90分程度のフルセッションをスクールの先輩に受けてもらう機会を意識的に増やして、フィードバックをもらいまくっていました。
私にとっては、やはり同門の先輩が頼りになると感じていたのと、「100人コーチング中なので、よかったらフィードバックください!」と、すてきだな、お話を聴いてみたいなと思った先輩に突撃・・・もとい、お願いしやすかった、というのもあります。
この頃になると、もはや100人コーチングは単なる通過点で、絶好のトレーニングの機会と捉えていたから、人数カウントできないことは度外視していました。楽しいは最強!!
「広げる」と「深める」
学びも人とのつながりも「広げる」と「深める」どちらも大切にしたくて、でも同時には少し難しいので、そのときどきでなんとなくバランスをとりながら、ここまで来た感じ・・・
ちなみに現在も、スクール仲間とのリアル練習会には、前のめりで参加しているし、学びの場にもかなり幅広く積極的に顔を出しているほうかなと思います。私にとって、学びは遊びの延長、心の栄養なので(もちろん好きなこと限定だけど)。
そして、100人目は・・・
ちなみに、100人コーチングの最後は、オットにお願いしました。
長いこと管理職をしているオットは、1 on 1は部下との面談で自分がやるほうだったりすることもあって、「コーチングを受けてみない?」と声をかけても、まったく興味を示しませんでしたが・・・
「よかったら、100人目にぜひ!」と声をかけたら乗ってきそうだなと思ったら、案の定でした。
まあ、なかなか忙しい人なので、結局それから1か月以上も待たされて(笑)認定カウント上の100人目は、チャレンジをはじめて7か月後の2024年1月。このとき、実は延べ人数では200人近かったりしましたが、過ぎてみれば、あっという間だったなあ(遠い目)。
これはまあ、ポンコツだけど馬力だけはあったのでとにかく行動、転びながらでも一歩ずつ進んできたこと、疾走感を持って体験学習サイクルを回し続けたこともありますが、やはり私が早期退職後にコーチングに全振りできたから、というのも大きな要因だったかと思います。
公務員時代、とても辞めるなんて顔して働いてなかったから、周囲は唖然としてたけど。なんなら体調とか心配されたりもしたけど。
やりたいことがいくつかあって、いつかいつかってずっと思ってたけど、「いつか」なんか来ないって気づいちゃったから。あと10数年あんな働き方してたら、さすがにやばいって、生存本能が訴えてきたから。
定年まで勤め上げる先人たちをまぶしく見上げながらも、「私は私なりにやりきった!」そう胸を張って言い切れたからこそ、最後は腹をくくって、ポイっとできた。
ポイするって決めたとき、同業者のオットは何も言わなかった。正確に言えば「もう決めたんでしょ」と一言だけ。オットに記念すべき100人目を打診したのは、ドラスティックにキャリアチェンジした私をなんだかんだずっと応援し続けてくれた感謝の意を込めて、ということにしておこう。
100人コーチング絶賛チャレンジ中の方へ
ええと、もしよかったら、私を練習台にしてください!
ビビットなフィードバックができるかわからないけど、素直な感想&いいとこみっけは、できそうかなと思います。
そして、いろんなコーチのセッションを受けることは、コーチとしてのリソースにもなると思いますので、ぜひ私のコーチングも受けてもらえたら嬉しいです。
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