宝くじが当たったら本当にやりたいことができる?!
これからはじまるのは、架空の人物設定けんにぃから可愛がっている後輩のりょうすけに向けて送られた、メッセージの内容です。
毎回のテーマごとに質問が投げかけられ、それに答えていく形式です。
あなたもぜひ、りょうすけの身になって、答えてみてください。
りょうすけは、ふとこんなこと考えたことないかな?
「ジャンボ宝くじの一等5億円が当たったらなあ…。まずは、住宅ローンを返して、車も新車買って、不動産でも購入して、悠々自適に暮らして、本来の俺がやりたかった仕事をやるのに」と…。
「本来のオレがやりたかったことっていうは、サラリーマンではなく、人の役に立つ仕事。俺の使えるスキルで困っている人たちを助けてあげたい。」
「余ったお金は、何処かの財団に寄付しちゃってもいいかもね。」
「お金を生み出す資産に投資して、日々の生活はそこから得たお金で暮らすんだ。俺が儲けたお金の一部は、恵まれない子ども達や国の人たちを支援する募金に寄付しちゃおうかな…」
「日本の家や車は全て売ってしまうなり、人に貸すなりして、俺は豪華客船で世界一周旅行でも行こうかな。それで新しいビジネスのアイデアを見つけ出せばいいし…」
実は、これらはぜーんぶ、オレ自身が実際に考えてたことそのものだよ。それも、ホント長い間繰り返し繰り返し、ああでもない、こうでもないと考えていた願望なんだ。
「願望は紙に書いて、普段からつねに意識しておいた方が叶いやすい」と、どんな成功法則にも、引き寄せの法則にも書いてあるから、その通りにしていた。3年間くらいずっとかな…。
それも新月のアファメーションのタイミングで目標を「もう既に達成している」と思って具体的なイメージを描いてそれを紙に書くと良いと聞けばその通りに毎月毎月、3年間実施し続けたよ。
するとどうだろう?頭に描き続きてきたことは、実際に叶うことは叶った。おもしろいことに、オレ自身に似合う形に変換されてね。
え?どういうこと?って、思うよね。それはね…
「ジャンボ宝くじの一等5億円が当たったらなあ…。まずは、住宅ローンを返して、車も新車買って、不動産でも購入して、悠々自適に暮らして、本来のオレがやりたかった仕事をやるのに…。」
→住宅ローンを組まないで一戸建てを建てられた。双方の親から借りたお金は毎月とボーナス時に返しているけど、家賃やローンを払うよりかは遥かに安い額。
「本来のオレがやりたかったことっていうは、サラリーマンではなく、人の役に立つ仕事。オレのスキルで困っている人たちを助けてあげたい。」
→本来オレがやりたかった仕事とは、ビジネスの力で人々が困っていることや課題を解決すること。いまの会社でのオレのミッションはまさにそのもの。
「余ったお金は、何処かの財団に寄付しちゃってもいいかもね。」
→毎月、給料から5000円分を自動的に寄付へ廻している。
「お金を生み出す資産に投資して、日々の生活はそこから得たお金で暮らすんだ。それ以外、オレが儲けたお金の一部は、恵まれない子ども達や国の人たちを支援する募金に寄付しちゃおうかな…」
「日本の家や車は全て売ってしまうなり、人に貸すなりして、オレは豪華客船で世界一周旅行でも行こうかな。それで新しいビジネスのアイデアを見つけ出せばいいし…」
→この二つについては、これから叶えたい願望。
こんな感じで、オレ自身としては、お陰様で5つの大きな願望のうち、3つは既に叶えた日々の生活を実現できたんだ。
叶えられた内容は、オレの潜在意識が描ける範囲で描いたベストの姿がいまのオレの状態だと思っている。
りょうすけは、こんなことを聞いたことないかな?!
宝くじでいきなり大金を掴んだ人は、数年で元の生活に戻ってしまうということを…。もともと借金体質の人は、宝くじの当選金で一時的に借金を返しても、少しすると今度はもっと大きな借金をつくってしまうんだって。
え?これってどういうこと?じゃあ、宝くじの一等を当てちゃいけないっていうこと?!当たったことのない人の負け惜しみじゃないの?!って、そんな声が聞こえてくるよ。
うん!オレもずーとそう思っていた。何だったら、宝くじを当ててみて、それでも幸せな大金持ちになることを実践してみせようか!と思ってた。
それこそ、◯◯ジャンボ毎回必ず1万円くらいは費やしていた。ちょっとでもいいことがあれば、いまついているからって、スクラッチとか買っていた。するとなぜか5千円くらいは当たっちゃうんだよね。それで気を良くして当たったお金で美味しいもの食べたりしちゃうと結局何も残らない…。もしくは、5千円以上の出費になっていた…。何てことを繰り返していたよ。ホントなぜだかあのときはスクラッチが当たり続けていたっけなあ。4連続でハズレ無し何てことがあったよ。(毎回1枚しか買わなかったんだけどね)
でもね、あるとき宝くじは一切買わないことに決めたんだ。宝くじの魔力にとりつかれている自分に気づいてね…。
宝くじの当選金の財源を考えると、「お金が欲しい!欲しい!」の欲求の塊で支払われたお金だよね。そのパワーって凄まじいものがあると思うんだ。そんなパワーが、何かのきっかけで大金が当選して、自分に流れ込んできたときに、受け入れられるだけの器がオレにはあるのか?と思ったんだ。もしかして、耐え切れないんじゃないかとね…。
それよりも、自分自身が数億円を貯金や資産に持っていて、億を扱えるだけの器を持つ人になることが、実は先なんじゃないかと我ながら思ったんだ。いまの自分は、言うなればスクラッチで5千円の当選金が受け入れられる程度の器なんだね。
オレ自身、お金って何かのパワーやエネルギーが紙幣や硬貨に変換したものだと思ってる。どういうことかと言うと…
⑴人に喜んでもらったときのありがとうの気持ちがお金に変わったもの(サービス提供の対価)
⑵苦労して汗水たらして働いた給料(労働の対価)
⑶お金がお金を生み出すために投資されその結果得た効果(投資の対価)
お金って一見ただの紙の塊だけれども、そこには、いろんな人々の強い思いが知らず知らずぎゅーっと詰まっている。それを扱えるだけの人間でないと、結局それを手放すことになるんじゃないだろうか?また、お金自体も金額に応じてそれを受け入れられるだけの人物なのかを判断して、それに見合う人に流れてくるんじゃないだろうか?お金を擬人化しているみたいだけど、エネルギーと考えたら理解してもらえるかな?
一つ、オレ自身の体験談を話すね。
サラリーマンとして大きな買い物と言ってもいい戸建を建てたその年の年末に、 実はこういうことがあったんだ。。。
戸建建立の長年の夢を叶え、仕事も働きがいのあるやりたかった業務ができるようになると、次にオレ自身に足りないのは何か?と考えるようになった。すると、経済的な自由人に近づくために…という思いが頭をよぎってきたんだ。だとすると、不労所得を得るための第一歩を何から踏み出せばいいのだろうか?と考えたんだよね。
不動産投資?株投資?FX投資?アフィリエイト?
どれも未経験の分野だし、有難いことにローンはないものの投資する現金もない状態。そんなときにあるセミナーに参加した。
「経済的な自由人」になることに向けての無料セミナー。某有名な著者のセミナーで過去にも2回出ていたことがあって、毎回ためになる話を聞けているし、今回もちょうど望んでいたタイミングでの開催だったので、出てみたんだ。
講師の話はいつものように笑いあり、感動ありで素晴らしいものだった。勉強させられ、いろんな収穫を得て今回もセミナーに満足していた。
途中隣に座った男性と名刺交換などして、セミナーの合間に雑談するようになった。
「セミナーの後に、仲間と集まって、今日の学びを共有する場があるんだけど、一緒にどうですか?」と誘いをもらった。まあ悪そうな人じゃなさそうだし、考え方や思考も同じような感じがして、ちょっとくらい良いかなと思って飲み会に参加した。
参加してみると、同じような仲間たちがそれぞれ隣の席に座って仲良くなった人たちを誘って、楽しく飲んでいた。オレ自身もそこで会った他の人たちとも名刺交換などして、「また今後も勉強会を開催するときにはぜひ参加してくださいね」なんて言われてその気になっていた。その集まりの中には、さっきのセミナー講師が言っていた「お金のなる木」をもう既に得ていて、サラリーマン程度の収入を得ているとのこと。ちょっとだけ自分の先輩?いまの自分にとって一歩先の見本になる得る人?と思ってしまった。
それからの1〜2ヶ月間は、彼らからの執拗なお誘いがあって、2週間にいっぺんは顔を合わすことになった。
「けんちゃんにも成功してもらいたいんだよね。あともうちょっとのところまで来てると思うんだけどな〜」
こう言われちゃうと、そうなのかな…。と悪い気はしないよね。結局、彼らの勧めるセミナー受講のために、日帰りで大阪まで行くことになった。「今まで通りの生き方だと、今まで通りの結果しか得られない」という彼らの言葉は、間違いではないし、そこでいままでにはない世界へ一歩を踏み出せたことには感謝している。
けれど、あるとき彼らの活動の背景を知った結果、彼らから離れることにした。実は、自己啓発セミナーから繋がる先は、ネットワークビジネスだったんだ。講師もその組織のトップディーラーという仕組み。それを知ったとき(きづく遅かったんだけど)かなりショックだったよ。
前職で、その手の会社の事務局スタッフの経験が3年間ほどあったので、酸いも甘いも自分は知っていたし、それとそんな背景のある集団だって見抜けなかった自分にも見る目ないなあとがっかりもした。
ネットワークビジネスは、手っ取り早くお金を稼ぐにはよい手法からもしれないし、否定はしないよ。
けれどオレの場合は、いまの会社でこの仕事を極めたい、社内起業家としてまずは社内で活躍したいと思っていた矢先だったので、その道じゃない道での成功例を示されて、それに勧められても、逆にノイズに感じちゃったんだよね。
お陰でその年の年末年始は、数十年ぶりのインフルエンザにかかり、自宅療養となった。新居に移ると風邪をひくよという変な噂は、オレは信じないと思ったけど、結局は、身を以て体験したよ。これも気持ちと行動、今の自分の身の丈とのギャップから生み出された負の
結果なんだろうな …。
結論、引き寄せの法則はあると思うよ! 頭で考えるより、身を以て行動してみると、同じような部類の人をたっくさん引き寄せる。
「類は友を呼ぶ」これこそ、引き寄せの法則を正に表す言葉だね。
さて、オレの話が長くなっちゃったけど、りょうすけにも思い当たる経験はあったかな?
「類は友を呼ぶ」で普段の自分に近い人が周りに集まってくるし、周りを見れば自分の投影された姿なんだよね。「いいや!俺と
周りの人たちとは違う。一緒にしないでくれ」って思うかもしれないけど、まずはそのことを素直に受け入れることが大切だと思うよ。自分が理想とする人物や付き合いたいと思う人たちの方へ、こちらから近づくことで「類は友を呼ぶ」を逆に利用しちゃう手だってできるんだしね…。
宝くじの当選で運命を変えようという他力本願を改め、こちらから運を掴みに行く姿勢に変えてみるだけで、運命の扉が開いてくるような気がするけどなぁ…。
きみはどう思う?
追伸
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