"無意識さん"の防衛術がスゴイ vol.1
気づけば6月中旬が過ぎましたね。
新しい職場や新しい環境にやっと慣れてきた、
なんて人も少なくない時期かもしれません。
わたしはふと、10年前の頃のことを思い出して、
あの頃は
いつも不安げで
いつも何かを心配してたっけ
と懐かしく思い返していました。
(当時のことを知るひとから見たら、全然そんなふうに見えなかったー!というひとが多いから、それはそれでびっくりなのですが)
いや、むしろ、もっと近い表現を探すと
いつも不安にしてることで安心できる
と言ったほうが正しいのかもしれません。
なんか、よく分からないでしょ?
何それ? って感じですよね? 笑
不安にしてることで安心するて。
どういうことやねん。笑
まぁそれって、
いつも不安にしてるほうが
自分にとって都合が良かったし
いつも心配してるほうが
自分にとって都合が良かったから
そうしてたわけなのですけど、
まさに「不安状態でいることのメリットが十分大きかった」ってこと、なんですよね。
そう。そこには肯定も否定もなくて。
で、じゃあわたしにとって、はて。「いつも不安です」スタンスでいることのメリットって何だったんだろう?
と考えていて、思い当たるものがいくつか見えてきました。
*
「余裕。完璧。いますっごいいい状態だわ。
仕事でこんな 無敵状態 になってる時は
アブナイぞ。気をつけろー!」
いつしか "無意識さん" からの指令で、
自分が 無敵状態 になりそうになると
アラームが鳴り響く。
そんな基準がいつのまにか
もうけられてたような気がします。
それは一体なぜか? を辿っていくと、
こういう無敵状態になってるときにこそ、過去の仕事のミス(自分ではミスだと思ってなかったものとか、そもそもやらかしたことに気づいてなかったもの)が明らかになる。そんな経験が当時何度かあったことに行き当たります。
(具体的に何があったのかは、もう思い出せない笑)
その後 無意識の習慣になったぐらいだから、やっぱり一度二度の経験ではなかったっていうことなんでしょうね。苦笑
そして同時に、ミス発覚で痛い思いをしたことが何度か重なった。だから、無意識にこの基準がもうけられるようになったんだな、と理解してます。
余裕そうなときこそ「どこかにミスがあるかも」の精神で、慎重に丁寧に粛々と業務を遂行する。自分を信じすぎず、疑う。
痛い思いを、これ以上しないで済むように。
ここまではね、分かる気がするんです。
この先、なんですよ。
余裕モードから転落したときの気持ちの落差にマインドがやられてしまわないようにするためにも、日々低空飛行気味なところを飛行するのが、次第に習慣になる。
もしも、痛い思いをした時には、痛みを最小限に抑えるために。。。
これが常態化してくると、たとえば自分への期待値だったりも 最初から低く設定しておくほうが無難で安心だよね、みたいになってくる。
さすがですね。
無意識さんの自己防衛術は徹底してます。笑
生存していくために、
そして気持ちを保つために。
不安にしてることで安心するという
謎なスタンスが生まれる背景には
こんなことがあったようです。
コーチ同士でも
「もっと自分の力を信じていきたいよね」
なんて話になることがあるのだけれど、
もし信じきれない分野がありそうなら
(全ての分野で、ではないはずだから)
それは
信じてたのに裏切られた場合に
マインドへの影響を最小限に抑えるため
あえて信じきらないようにしてるってことだよね、と
ある意味納得しました。笑
さぁ、ここから前進するちからに
少しずつ換えていきたいのですが。
長くなってしまったので
続きはまた書きたいと思います。
明日は夏至!!
みなさんお体ご自愛くださいね^^