【ピアコーチング】たった15分の対話でも、互いを理解し、育て合える
こんにちは!
コーチェットのトレーナーの田中裕美です。
コーチェットには2021年7月に入社しました。普段は、トレーナーとしてリーダー向けプログラムでコーチング習得のサポートする立場です。
今日は、上司ではなく社内メンバーから自分の目標を応援してもらいながら、メンバーの目標を応援した体験について書いてみようと思います。
ピアコーチングとは
コーチェット社内で実施している
社内のメンバーが上司部下ではないペア組み
週に1回30分の時間を確保
お互いの目標について15分ずつコーチングをしあう
という取り組みです。
コーチェットでは、1年ほどこの取り組みを続けており、目標に向かうアクションやモチベーションの維持・向上、コミット力のアップ等、一定の成果があがっています。
弊社の代表の櫻本さんも、エンジニアのぶんちゃんからのピアコーチングの結果、voicyを始めたことも。
私が組んだペア組の相手
直近9月-12月の間でペアを決めたのですが、今回の私のペアの相手は弊社の取締役COOでもある、社内では仏とも呼ばれている吉田さん(愛称:けんごちさん)でした!
結論言っちゃうと、めちゃくちゃ良かった。
私の目標は今までにないくらい、順調に進み、(2ヶ月くらいで当初おいていた目標は達成できた!すごい!)けんごちさんからも、毎回私と話をするのが楽しみ&元気が出るという言葉を、いろんなメンバーに言ってくれているのを他のメンバーから聞きました!(自己効力感あがる&嬉しい)
良かった要因は何か?
なにが要因でこんな良い結果が得られたのか、考えてみました。
①互いの長所が、相手の苦手を補えた
けんごちさんと私は全く真逆のタイプです。
感情が豊かで、未来を広げるコーチングが得意な私に対して、けんごちさんは、冷静に目標に対して具体的なマイルストーンを決めるコーチングが得意。お互いに逆のことは、そこまで得意ではなかったです。
お互いの得意が、苦手を補うことでワークしたように思います!
自分と真逆の相手はわかり合えない関係なのではなく、一人では見えにくい世界を補える可能性のある相手なのだということを改めて教えて頂いた気がします。
②フラットな関係性
私はメンバーで、けんごちさんは取締役COOではあるので、一般的には緊張する関係なのかもしれません。けんごちさんは、私に対してフラットな態度を貫いてくださっています。元々CoachEdの受講生で、メンバーである私に向き合うということもCoachEdを通じて学ばれているからなのかもしれないです。本当に、本当にありがたや。
結果として、私もけんごちさんにフラットに向き合うことができ、お互いに遠慮せず、問いが投げられていたし、可能性を信じてフィードバックも投げることが出来ました。
副次的に生まれたこと
目標進捗が追えたことの他に良かったこともあったので書いておきます。
①コーチングを一緒に振り返ることが出来た
15分のコーチングでも、気づきがたくさん生まれます。コーチングが終わった後に、二人でどんな問いが良かったか、答えづらかった問いは何か?をお互いに簡単にでも聞くことで、コーチングをブラッシュアップさせることが出来たと思います。
②お互いの仕事の理解が深まった
チームは別なので、お互いがどんな仕事をしているかそこまで詳しく知りません。しかし、ピアコーチングを通じて互いの仕事への理解や今後の方針への理解が深まり、コミュニケーションが以前より取りやすくなっているのも感じます。個人的には、けんごちさんがワクワクしていると、事業もワクワクに向かっているのだと思えるので嬉しいです。
おわりに
会社の中のメンバーの目標を応援し、応援される経験を出来たことが私にとって大きな成果でした。反対の価値観や性格、得意不得意が逆でも、フラットに向き合い信じ合えば、わかり合うこともできるし、互いを育て生かしあえるのだということを教えて頂いたように思います。
たった15分、されど15分。15分だけでも対話の時間をとるだけでもお互いを知り、育てることに繋がってきます。
追記
2023年3月24日 PEER+というサービスを公開いたしました。
記事に挙げた社内での取組みに加え、社外の方々にも利用していただきながら開発してきました。
現在はクローズドβ版の状態ですが、事前登録を受け付けています。
ご興味をお持ちいただけた方は是非ご連絡ください。