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YouTubeにおける学びから考える「良い対話を作る質問」とは?

こんにちは。ゆっきーです。
コーチェットはまだ正社員25名に達していないので、アドベントカレンダー2回目の登場です!
前回はこんな記事を書きました。

今日は最近の学びのスタイルから書き始めてみようと思います。

学びの場所がYouTubeへ移った

皆さんは、日頃何から学びを得ていますでしょうか?
私は、以前は本やSNSなどからの情報収集がメインで、調べ物をするときはGoogle検索だったように思います。

ただ、最近はYouTubeから学びを得ることが多くなったなと思います。
その背景を考えると、こんな要素が出てきました。
一言で言うと、圧倒的にコスパならぬタイパが良い、になりそうです。

  • 視覚優位なタイプな人にとって情報収集がスムーズ

  • アフィリエイトなど広告の影響がGoogle検索より少なく、必要としている情報にたどり着きやすい

  • 「まとめ」として動画の最後に情報がまとめられていることも多く、要点を掴みやすい

  • 拡張ツールを利用して、短い時間で動画を視聴できる(倍速とかで視聴しています)

YouTubeで学びを得るようになってから、面白い動画はいくつも見てきましたが、私が面白い、と感じるパターンの一つに「良い対話により、内容が濃くなっていくもの」があります。

そもそも「対話」とは?

そもそも対話とは何でしょうか?
CoachEdには、CoachEd for Teamsというチームの力を引き出す対話型プログラムがありますが、その中で下記のような説明をしています。

対話とは


対話と議論の違い


では、対話を作るために必要なものは何でしょうか?

質問の種類

CoachEdはコーチングを主に扱っているプログラムになりますが、コーチングとは、「相手の可能性や能力を信じるマンドセットで対話を行い、相手の自発的な行動を促し、目標達成・課題解決・成長を支援するコミュニケーション」であり、コーチングで求められるスキルの一つに「質問」があります
対話を構成する「質問」をパターンに分けてみると、ざっくり下記のようになります。

①深める質問

相手が出してくれたものを深ぼっていくような質問です。

具体的には?
例えば?
それについてどう感じた?
どんな気持ちになった?

この質問をすることによって、理解が深まっていく効果があります。
また余談ですが、個人的に内省をするときはこの思考がメインになりやすい気がします。

②広げる質問

相手が出してくれたものを起点として、広げていくような質問です。

他には?
予算(時間・能力)に制約がなかったとしたら?
別の視点で気になることは?

この質問をすることによって、視点を広げられる、変えられる効果があります。「視点」がキーワードになっているので、他者と話をするからこそ面白みが出てくる質問かもしれません。
私はYouTubeでPIVOTをよく見ているのですが、その中に9questionsというシリーズがあります。9つの質問で構成されている番組ですが、9つの質問という視点の切り替えにより、ゲストを立体的に理解できる好きなシリーズの一つです。

③意味を問う質問

相手の思考や行動に対し、意味を問う質問です。

あなたにとってどんな意味があるの?
なぜそれが大切なの?
その背景には、どんな願いがある?

この質問をすることによって、本質的な軸に近づけるようになります。

PIVOTのSTAR SKILL SETというシリーズは、日々の業務で抱くリアルな悩みをスターに相談しながら成長していく番組ですが、その中で10Xの中澤さんが登場される回があります。
中澤さんが素晴らしいのは言うまでもないのですが、「それができると何が良いんですか?」など、良い質問によって相手のやりたいことを引き出し、そこに対してティーチングをしていくプロセス、そのアウトプットがとても面白く勉強になりました。
下記からぜひ見てみてください!

まとめ

「質問の種類」は日常会話の中であまり気にしないポイントかなと思ったので、少しでも参考になればと思い書いてみました。
YouTubeで面白い学びが得られるのは本当にありがたい時代だなと感じています。皆さんのおすすめの「学び」もぜひ教えてください!

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