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これからの日本の経営に必要な「心理学」

今の日本の経営を客観的に考えてみましょう。

仕事( 労働 )は人間が行うものです。
しかし、今の日本の経営の多くは心理学が応用されていないのが現状です。

本来、経営とは「経済学」「社会学」そして「心理学」を応用してバランスの取れた経営を行うことが必要です。

しかし、実際は「経済学」と「社会学」を中心的に取り入れられていることが多いため、今、働く人の心理が混乱していることで、ハラスメントやコンプライアンスなど、人の心理までもがルール化され始めてきています。

そこから考えられるのは、
今までの日本の「経済学」と「社会学」の考え方を中心に経営を行うだけでは限界がきたということです。

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具体的には、
今まで中心的な考え方とされていた「経済学」「社会学」は、

ザックリいうと、
経済学 → お金、数字
社会学 → 組織、社会のしくみ

になります。

経済学や社会学は、型にハメることができるものです。
なので、その型にハメながら物事を考えることができます。
型にハメられるということは、その型をもとに考えることができるということです。

デメリットとしては、
型にハメて考える方法に頼りすぎてしまうと、物事をなんでも型にハメて考えるクセがついてしまうということです。

他に考えられることとしては、
型にハマっているものは応用が効きません。
その結果、型にハマりすぎることで柔軟性は失われていきます。
そのため、時代の変化に柔軟に対応できず、時代が変わる波に流されてブレてしまうということもあります。

その反面、

人の心理は型にハメる必要はありません。
そして、人間の心理はもちろん、人間の本質は人類が存在するまで変わることはないのです。
時代がどれだけ変わろうと、そこの中心で活動するのが人間であり続けるまでその軸が変わることはありません。

デメリットとしては、
「人の心理、人の本質を知る」ということは、自分が抵抗を感じることでも受け入れていかなければいけないということです。
人の心理はものすごく奥が深いモノです。
表面的な知識程度であれば学びやすいかもしれませんが、ビジネスに心理学を応用していくためには自分の自我との葛藤は必要不可欠です。
慣れない視点に対して抵抗感を感じた時、それでも「ビジネスを成功させたいのか」「自我を守りたいのか」という無自覚の選択肢が生まれます。

しかし、
客観的に考えると、物事の多くは抵抗を感じることから始まっています。

始めは抵抗を感じることでも、慣れていくとそれが自然な状態になっていくものです。むしろ、慣れてしまうと抵抗を感じていたモノの方が「最高だ」とさえ感じられる場合もあります。

もしかしたら、柔軟な視点が必要とされる先の読めないこれからの時代「抵抗を感じることを受け入れられるように努力するか」「逃げ続けるか」で、今後に大きい差は出るかもしれません。

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これからの日本の企業に求められるものは、
「独自性」「柔軟性」「時代を先読みする力」など、型にハマらない考え方です。

もちろん、型にハメて考えることも大切です。
しかし、それだけでは、過去に事例がなく、先の読みづらい時代に対応することが難しくなってきているということです。

なので、
今までの型にハメる経済学、社会学の考え方に、
プラス
型にハマらない心理学の考え方を足すことで、
もっと、やれることの可能性が高まるのではないかと考えます。

だからといって、
そのために、わざわざ心理学を学ぶ必要はありません。
人の心理は数字の計算とは違います。

大事なのは、
頭で覚えるのではなく、
自分の中に落とし込みながら理解を深めていく
ということです。

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私が行なっている「旭心理コンサルタント」では、

旭 美由紀のコンサルを受けていただく中で、
今までの「頭で暗記する学び方」ではなく、これからの時代に必要な「落とし込んで身につけていく学び方」も体感するしていくことができます。

その他にも、
・主観的視点と客観的視点の両方で物事を見る
・時代の流れと変化の中から、未来のビジネスに活かせる学びを見つける
・「ひとつ一つを深掘りさせる視点 ✖️ 過去の見落としていた視点」で、あらゆることを資源に変えて活かしていく考え方   など

物事を見る視点〜固執している考え方なども変えていく中で、無意識に落とし込んでしまった独自のスタイルを意識に引き上げ、これからの未来に必要な「独創性を高めていける企業」へとサポートしています。

旭心理コンサルタント

代表 旭 美由紀


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