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金欠が理由で国際唎酒師を選択

唎酒師の資格をとりたかったが、その受験料の高さに屈した。唎酒師の受験料は国際唎酒師の約3倍で、さらに認定料などもかかるのだ。
唎酒師の資格をとる理由は「海外に日本酒を広めること」だから、国際唎酒師のほうが自分には合っているか、と気を取り直し、自分の第二外国語であるスペイン語で資格をとろうと思ったが、スペイン語バージョンのテキストがSSI(唎酒師の検定試験を運営する団体)のオンラインショッピングサイトで買えないことに気付いた。
仕方がないので、英語かフランス語のどちらで受験するか悩んだが、直近までフランス語圏に住んでいたのと、資格取得者が少ないという理由からフランス語で試験を受けることに決めた。受験当時は、フランス語の国際唎酒師の資格取得者はまだ一桁だったはず。ちなみに、2020年4月時点では、全世界での国際唎酒師資格取得者は4215名で、英語での資格取得者は1455名、フランス語は16人だとのこと。
ヨーロッパのフランス語圏は食に関して貪欲でこだわりがあって、しかも最近ではアジア好き、日本好きな人が多い印象なので、もっと国際唎酒師をフランス語で資格取得する人が増えても良さそうだけれど。これからが楽しみですね。

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