信じてる。本は、人生を変えうる、と。
もし、この世界に
本 というものが なかったとしたら。
無味乾燥、とか、そんな言葉では、
いい表せないくらい _____ __ だ。
本を読むこと、
紙の本に触れること、
は、生きる糧だから。
或いは、
生きる糧とは言わないまでも
誰かを救う、ほんの一瞬の、
光となる。
子どもころ、
学校が終わるとよく
図書館に出かけた。
棚を埋める本の間で息をして、
少しずつ大人になった。
十代のころ、
よく行ったのは 地元の書店。
ちょっと大人な気分を味わうなら、
伊勢佐木町の有隣堂。
(横浜の書店といえば、
やっぱり有隣堂でしょ)
大人になってからも、
本は、傍にいた。
本を読めば、
一人きり になれて。
本を読めば、
一人じゃない と思えて。
有り難いこと、たくさん。
心揺さぶられ、ときには 動揺するほどの
小説、詩、短歌、俳句、絵本、児童文学、
画集、写真集…。
有り難いこと、たくさん。
ただ、紙の肌ざわり、
インクの匂いを嗅ぐだけでも。
本は、人生を変えうる。
と信じて、
生きてきた。生きていく。
きっと。ずっと。
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✴︎ 秋の入り口に佇んで思うこと。
ちょっと大袈裟かなぁ、
と ためらいつつ、
いま このときを刻みたく、
文章におこしてみました。
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できれば、写真や絵、
音や映像の力は借りず、
筆一本(つまりは、左の親指)で綴りたい。
#cloudy009
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