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お休みをいただくまえに、もう一言

昨日、「毎日投稿はいったんお休み」と書いたはずでは? という方、すみません。

なのですが、ふらりと立ち寄ったnoteクリエイターナオさんの記事に心打たれてしまって、もう一記事書いてからお休みしようと思ったのです。

ナオさんは、noteとXで大活躍するnoteクリエイターで経営者&作家さんです。『少しだけ昔を語っても?: 私がnoteを始めるまで』という本も出版されています。数多くいるnoteクリエイターの中でも、わたしが尊敬している方でもあります。

ナオさんに出会ってからの約1年で、100名程度だったフォロワーさんは877名となり、165日連続で毎日更新することができました。わたしにとってはナオさんは輝く星であり、ナオさんの頑張りを見て自分も頑張ろうとやってきました。

しかし最近、noteの毎日更新と仕事に追われて、申し訳ないことながらナオさんはじめ他のフォロワーさんの記事もほとんど読めずにいました。そして、今月になって仕事が輪をかけて忙しくなることがわかりました。

そんなとき、仕事に夢中になっていてnoteの更新が遅れてしまいました。ライランseason2から続いた連続更新記録も、これにて終了。そう考えると、残念な気持ちよりも不思議とほっとした気持ちが強かったのです。

というのも、最近のわたしといえば、「書けない期」に入ったということもありましたが、自分が満足のいく更新を続けられていませんでした。

こんな記事(というかつぶやき)で、記事を更新して何の意味があるんだろう。そうは思いつつも、慣れというのは恐ろしいもので、無理にでもなんとか続けようと必死になっていたのです。

そこで、これも何かのタイミングかもしれないと、わたしは記事の毎日更新を昨日でやめることにしました(結果的に今日も書いていますがw)。

これから来年1月いっぱいまでは投稿をお休みし、仕事を片付け、積ん読本を消化したり、体調を整えたりすることに専念したいと思います。

ちょうどそんなことを書いたときにに、きーまーさんの記事を拝読してナオさんの状況を知り、驚きながら記事を読みました。

ナオさんのnoteにはこんなことが書いてありました。

でも違うんだよ、自分に嘘をつきながら、ノルマをこなすような記事を書きたくてnoteを始めたんじゃない。

私が本来書いている記事じゃなく、拡散用として扱っている記事ばかり取り上げられる。取り上げてもらえるのはありがたいことだし、とっても嬉しいことなんだけど、マガジンばっかり「記事が紹介されてます!」って言われても…ね。複雑だよ

見えなくなった。書くこともなくなった。もっと合った場所があらわれた。そうして私も消えていくんだろう、それも悪くない。今こうやって書ける事に感謝しないといけないね。

ナオさんがそこまで心が揺らいでいるのに、わたしは気づきませんでした。

いつだったか、わたしがライランで苦しんでいるとき、ひとりで乗り越えられないことも、みんなでならば乗り越えられるかもしれない。そう言ってくださいましたね。

ナオさん、みんなで一緒にnoteを楽しんでいきましょう。ナオさんが好きなときに、好きなことを書いてnoteを楽しんでいく。みんなと一緒なら、また楽しいnote生活ができるんじゃないでしょうか。

いつも強くなくていいです。こぼしていい相手には弱みをこぼしてください。わたしはナオさんがまた楽しくnoteを楽しめることを祈っています。

そして最後に、ナオさんから出されたお題に答えたいと思います。

わたしにとって書くこととは「呪い」であり「救い」です。

わたしはもう40年近く「書くという呪い」に取り憑かれています。それは「書けないという呪い」でもあり、「でも書かずにはいられない」というジレンマです。

一方で書くことはわたしにとって「救い」でもあります。暗い話で恐縮ですが、うつ病でどん底まで行ったとき助けになったのは、自分の気持ちをノートに書くことでした。

いまも、思い通りのことが書けたときは「救われた」と感じますし、もし幸いにもわたしの言葉が誰かの心を癒やすなら、わたしもとって大きな救いになります。

インプットとアウトプットとメンタルのバランスを整えるため、わたしは毎日更新をやめます。でも上を見つつ書くことは続けていきます。

結局わたしにとって書くことは生きることそのものなのかもしれません。たとえば、一生付き合っていかないといけない体の一部というか。どうせ逃れることのできない「呪い」なら、それを楽しむ方法を考えようと最近は思っています。

及ばずながらナオさんと一緒にこれからも、自分のペースで頑張り、かつ楽しんでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

ナオさんの本です。電子書籍と紙版があります


お休み中も、不定期で近況報告や短歌の投稿などしたいと思ってます。



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つくだとしお|書籍編集者×作家
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