「書けない」「届かない」「伝わらない」の絶望と、うまく付き合うには?
patoさんの「文章で伝えるとき、いちばん大切なものは、感情である」を読みました。けれどまた読みたくなって最初から読み返しています。
なぜ、私はこんなにもこの本に惹かれるのか。
振り返って考えてみました。
ひとつには本書が「文章を書くときに直面する絶望」と、うまくつきあっていくための方法について論じられていることです。
仕事柄、文章読本はいろいろ読んできましたが、こうした切り口の本はいままでありませんでした、
著者のpatoさんは、次の3つの段階にわけて「絶望」を語っています。
1段階目 書けないという絶望
2段階目 届かないという絶望
3段階目 伝わらないという絶望
経験したことありませんか?
たとえば締め切りの時間が迫っているのに、
頭が真っ白になってしまって、筆が進まない。
書けても自分の思っているレベルよりも低いものしか書けない。
まさに「書けないという絶望」にはまっているときです。
私は、いまでも書くたび自分の文章を読んで、
「私は30年間何をやってきたんだ」
と絶望してしまうことがあります。
あるいは一生懸命書いたnoteの反応が悪いとか。
これが「届かないという絶望」です。
私がnoteに書き始めた頃は
一生懸命書いて投稿しても、
1つのスキもつかないことがありました。
こんなときは正直落ちます。
そして、最後に控えるのが「伝わらないという絶望」。
「伝わる」と「届く」では何が違うのか。
それは、読み手に考えの変化や
アクションを起こさせるかどうかの差です。
たとえば私の場合、「心の疲れを癒やし、心がラクになって、
再び立ち上がるためのの糧となる記事」をお届けしたくて、書いています。
それは、「人生とは何歳になってもあたらしくはじめることができる」と信じているからです。
これは「なぜ文章を書くか」という目的と絡んできますが、
自己満足のためであれば、わざわざnoteに公開する必要はありませんよね。
誰もがあなたの書いた記事を読むことができる場で書くということは、
意識的にせよ無意識的にせよ、誰かに対して伝えたいことがあるのです。
それを妨げているのが先にご紹介した
「書くことについての3つの絶望」なのだと私は読みました。
本書ではpatoさんの実体験を交えながら、
「書くことへの3つの絶望」とうまく付き合っていく方法が
描かれています。
本書については再読後、また書いてみたいと思っています。
「書くことで生きるしかない」と思っている方にはおすすめの一冊です。
「はじめまして」の皆様も、
「いつも読みに来てくださる」皆様も、
最後まで読んでくださりありがとうございます。
皆様にとって、「誰もが心の疲れを癒やし、そして再出発に向けて力を蓄えるための場所」と、このnoteがなりますようにこれからも尽力していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
あなたにとって、幸せな1日になりますように!
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