今日見つけた本&読みたい本 #4 京極夏彦さん作家デビュー30周年記念です
こんにちは! 積ん読人生をひたすら歩むつくだとしお@書籍編集×ライターです。Xをみていると、京極夏彦さん作家デビュー30周年というニュースが飛び込んできました。「これは、読まなきゃ」と検索すると、またもや私の「ポチッとしたい心」をくすぐる本が!
謹んで「ほしい本リスト」にお迎えしましたので、皆様にも3冊ご紹介させてください。
まず1冊目はこちら。
百鬼夜行シリーズとは、古書肆「京極堂」の店主である中禅寺秋彦が「憑物落し」で、謎に包まれた事件を解き明かす、京極夏彦さんの代表作です。デビュー作『姑獲鳥の夏』から最新作『鵼の碑』に及ぶ、(いまのところ)全10冊からなるシリーズです。
今回の合本版は『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』『狂骨の夢』『鉄鼠の檻』『絡新婦の理』『塗仏の宴 宴の支度』『塗仏の宴 宴の始末』『陰摩羅鬼の瑕』『邪魅の雫』までの9冊がまとめてあります。
京極さんの作品は鈍器本としても有名ですが、今回の合本版も例に漏れず分厚くて、総ページ数9086ページ! 電子書籍ならではのページ数ですよね。しかし紙の鈍器本と違って軽い。読み返してみたいけれど、紙の本は重い、そろそろ老眼で目が辛い、という方にはお勧めです。
お値段はちょっとするんですが、9月26日までに買うとポイントが50%ついてくるそうです。つまり9000ポイントほど還ってくるということですね。私もいま買うか、それとも安くなるときを待つか悩んでいます。
そして次にご紹介するのはこちら!
百鬼夜行シリーズ最新作『鵼の碑』の文庫版です。お話の内容は、こちら。
なんだか気になるお話です。Amazonレビューなどを読むと、オールスターキャスト勢揃いだとか「何それ面白そう」という感じなのですが、「百鬼夜行シリーズを読んでからのほうがさらに楽しめる」という声が多いですね。
とはいえ9086ページを読んでからというのは待ちきれない。そんな方には、9月27日に発売されるこちら!
『このミステリーがすごい!』編集部による『やっぱり好き! 京極夏彦サーガ』です。いままでファンブックは、でてなかったような気がします(間違っていたらごめんなさい)。『このミス』編集部の手により満を持しての発売ということでしょうか。
この27日発売というのが悩ましい。26日なら、新作文庫版とファンブックを合本版のポイントで買ってという手が使えるのに、Amazonさんもよく考えてますね。私はギリギリまでどうするか悩もうと思います。
さていま読んでいる本ですが、「シンジケート」を読み終わりました! イメージが広がって私の脳をいい感じで刺激してくれる短歌ばかりで、いま2周目に入っています。穂村 弘さんの作品は一部の高額レア本を除いてほぼ集めたので、これから読んでいこうと思っています。
そして新しく読みはじめたのが、木下龍也さんのデビュー歌集『つむじ風、ここにあります』です。
「あるある」という共感の短歌と「そう来るとは思わなかった」という驚きの短歌があって、読んでいてとても心地よいです。
あと、短歌系の雑誌をいくつか手に入れて読んでいるのですが、これはまた別の折にでもお話ししたいと思います。
ということで定例のお知らせです。
朝活としてXで#おはよう短歌という活動を始めています。毎朝 #おはよう短歌 というハッシュタグとともに短歌を投稿しております。現在の活動メンバーはふたり。ご興味のある方はぜひご参加くださるとうれしいです!
ちなみに朝といっても、何時でもかまいません。皆さんが起きた時間が、おはようの朝。私も投稿の時間は決められていません。
詳しくは、こちらです。
というわけでいろいろやっておりますが、どうぞよろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんのスキやフォローにいつも励まされています。
本当にありがとうございます!
皆様にとって、「誰もが心の疲れを癒やし、そして再出発に向けて力を蓄えるための場所」と、このnoteがなりますようにこれからも尽力していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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