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雨上がりの秋空を詠む1首

こんにちは! 生きづらい社会の中で、心がスッとラクになる「言葉のお守り」をお届けするつくだ@書籍編集×作家です。#おはよう短歌(詳しくは後述します)で今日詠んだ短歌をお届けします。

実はこの1首、朝にXに挙げたものとは少し違っています。はじめに詠んだ歌はこんなのでした、

雨降りて一夜明けたる風の音 陽もやわらかでいと涼しげに秋を奏でる

朝挙げたときはこれでいいと思ったのですが、noteに再掲するにあたって再度読んでみると、普通すぎるかもしれないと思いました。また、「風の音」ときて、お日様の話になって、また風の話になる。それが読みにくいと思いました、

それでもう一度手を入れてみたのが、こちらです。

雨上がり陽光まばゆき金剛に木々ざわめきて秋の奏に笑みぞこぼれん

ほとんど原型をとどめていませんが、皆さんは、どちらがお好きですか?

2首を比べてみると、はじめの1首は情景描写はされているものの、後者は、それだけでなく「そのときこの人はどんなことを考えたのだろう」と心理描写をくわえてみました。結果として、私は後者に変えることにして、ここに発表しました。

理由としては、描写の多い分だけ読みどころが読者の方にとって読みどころが多いと思ったからです。もちろん短歌は文章には書かれていない余白を楽しむ文芸でもあります。どちらがいいかはその人の好みしだいなのですが、
歌を送り出す側としては、読者の方にはできるだけ楽しんでいただきたい。
そんな気持ちもあって。詠み直しました。

今日は私がどうやって短歌を詠んでいるかについてお話ししてみました。私も実際に詠んでみるまで、短歌を詠むことがこんなに楽しいとは思いもよりませんでした。もしよかったら、短歌を楽しんでいただけると幸いです。

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#おはよう短歌のお知らせ

言葉には、人の心を動かし、希望を与える力があります。私は、短歌を通して、そんな言葉の力を届けたいと思っています。皆さんの経験や想いも、きっと誰かの希望になるはずです。もし良かったら、#おはよう短歌 で、あなたの心の声を聞かせていただけませんか。

参加方法は、 #おはよう短歌  というハッシュタグを付けてXで朝に短歌を投稿するだけです。現在の活動メンバーはふたり。ご興味のある方はぜひご参加くださるとうれしいです! 

これで3週間近く続けていますが、朝短歌を詠む楽しみは、自分の心の中にある美しいものを結晶化できるということです。朝散歩したときに、「風が気持ちよかった」「道端に花が咲いていた」「近所の人とあいさつをした」など「今日はなんだかいい日だな」と感じたことがあると思います。

おはよう短歌では、その出来事や気持ちを31文字に乗せて結晶化し、いつ見ても眺められる宝物にすることができます。そしてその宝物をXに記録しておく。そうするとスマホがあればいつでも、そのときの気持ちや出来事を思い出すことができます。頭も使うので朝のウォーミングアップにもなります。

ちなみに朝といっても、何時でもかまいません。皆さんが起きた時間が、おはようの朝。私も投稿の時間はまちまちです。よかったら、一緒に朝の時間を楽しく過ごしてみませんか。

詳しくは、こちらです。一緒に短歌を詠める日を楽しみにしています。

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つくだとしお|書籍編集者×作家
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