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「銭湯考」、はじめます。【#001】
お久しぶりです。「ずっとやろうと思っていてできなかったことを全部やろう」というコンセプトのもと、温泉宿でおこもりGWを過ごす、温冷交代浴大好きマンことありぱんです。
この度、満を持して「銭湯考」を始めることにしました。
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「銭湯考」とは何か
「銭湯考」は完全に自分の造語です。これまでも「#1日1考」というハッシュタグをつけて、自分の考えたことをほそぼそとTwitterに書いてきたのですが、これの銭湯バージョンです。
当たり前ではありますが、銭湯にいるときには、普段と違う環境で時間を過ごすことになります。PCやスマホなど電子機器が手元にない状態で、すっぽんぽんなわけです。
こうなると、暇をつぶす上で頼れるのは自分の思考のみ。
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・どうしてこの人たちは今日ここにいるんだろうか
・銭湯によっている人たちの年齢層が違うのはそうだけど、地域性なのか
・同じ銭湯でも、時間帯によって客層がこんなにも違うのか
・常連さんの割合が高いところと低いところがあるのか
・この仲良さそうにしている人たちはここで仲良くなったのだろうか
・銭湯の「民度」はエリアによって異なるのではないか
・ポスターの内容から治安の良し悪しが想像できるのではないか
・この銭湯はどうして温泉よりもサウナが混んでいるんだろうか
・銭湯から一見遠いように見える商品が売られているのはなぜだろうか
・銭湯の張り紙に誤字を見つけてしまったがあえてなのだろうか
・この人の立ち振ち舞いは美しいからまねしたいなぁ
・今日は脳みそが全然働かないなぁ
・自分にとって湯の温度は何度が適切なのだろうか
・今日のコンディションだと温冷交代浴は何回繰り返すのが良さそうかな
etc.
など、考えようと思えばたくさんのことが目に入り、暇な脳みそを駆け巡ります。もちろん、脳みそが全く働かないときもありますが、そういうときは自分の黄色信号のサインとして受け取るとして、こういうことを繰り返すにつれ、それぞれの銭湯に、自分なりの思い入れができてくるなと感じます。
銭湯は「ひらめきの場所」
上記のように、銭湯に行くと、なんだか思考が捗ったり、思いがけない思いつきが得られることはないでしょうか(私は浮かんでは消えるその思考をなんとか留め置きたいのに、お風呂を出るときれいさっぱり忘れている…というのを繰り返していますが…)。
なんでも、かの有名な、樺沢紫苑著『学びを結果に変える アウトプット大全』(サンクチュアリ出版)によると、リラックスこそが創造を生み出し、そのリラックス=『ぼーっとしている』ときの脳の状態は、『ひらめいた』と思ったときの脳の状態と似通っているんだとか。
また、そのような状態は、以下の4つの状況で起きやすいそう。
・Bathroom(入浴中やトイレなど)
・Bus(バスなどの移動中)
・Bed(睡眠中・寝る前・起床時など)
・Bar(バーや居酒屋で飲んでいるとき)
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また、中国・北宋時代の欧陽脩は、上記と似たようなことを「三上(さんじょう)」という言葉で表わしているそう。
余、平生作る所の文章、多くは三上に在り。乃 (すなは) ち馬上・枕上 (ちんじゃう) ・厠上 (しじゃう) なり。
つまり、
・馬上(馬に乗っているとき)
・枕上(寝床で布団に横になっているとき)
・厠上(トイレに入っているとき)
が良いよ、ということを言っているわけです。故事に示されている以上、ある程度の一般性があるようにも感じます。
何を書くのか
温冷交代浴とサウナを往来するなかで感じたことや気付いたことを書き留めていこうと思います。
【お役立ち情報系】
・おすすめ温冷交代浴の湯10選
・手ぶらでも行ける公衆浴場10選
・大好きスーパー銭湯ランキング
【エッセイ系】
・おばちゃんの会話から得られた気付き
・銭湯でひらめきが生まれるときとそうでないときの差
・体調別、銭湯の楽しみ方
【考察系】
・「素晴らしい」と言われる銭湯の要素とは何か
・銭湯でのコミュニケーションに見る、地域による「銭湯」のあり方
・入浴は「生と死」のメタファーではないか
などなど…書きたいことは沢山あります。目指すは100記事!なのですが、銭湯・温泉・サウナとは長く付き合っていくことになると思うので、気長に書いていこうと思います。
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リクエスト受付中!
こんなテーマで書いてほしい、こんなこと考えてほしい、などがあればお気軽に、TwitterのリプライやDM、もしくはこちらの記事へのコメントで教えてもらえると嬉しいです!
みなさんと、「銭湯考」を通じて、人生の時間をより豊かにしていけますように。次回もお楽しみに!
▼わたしの生態記録はこちらから
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