朝ごはん「グリーンバナナ&テフのレクチンフリーブレッド」
いろいろな「思いこみ」をなくしていきたいと常日頃から思っています。
直近の「思いこみ」はバナナに関して。てっきり、青いバナナは「食べてはいけない」と思いこんでいました。
愛読書『The Plant Paradox Cookbook』に、熟す前の青いバナナをつかうレシピがのっていて、「思いこみ」をひとつなくせました。
青いバナナに豊富に含まれる「レジスタントスターチ」は、小腸で消化されないため血糖値の急激な上昇が抑えられ、腸内の善玉菌のエサになるというから注目せずにいられません。
積極的に摂りたい存在へと急変した青いバナナをさっそく買って、熟してしまわないように冷凍庫で保存しておきました。
はじめて「テフ」を配合してみた
以前から知っていたのに、今までなぜか買おうとしなかった、イネ科スズメガヤ属の植物「テフ」のパウダーを導入しました。
今回のレシピでつかうのは、「ブラウンテフパウダー」です。
【テフ】
テフもまた「レジスタントスターチ」を含む食材で、食物繊維、鉄分、9種類の必須アミノ酸、ミネラルなどを含有。低GI値でグルテンフリーでもある。
レクチンフリー&グルテンフリー「グリーンバナナ&テフのブレッド」レシピ
材料(16.5cm×7cm×高さ5cm パウンド型1台分)
卵:3個
オリーブオイル:30g
りんご酢:大さじ1
グリーンバナナ:3本(一度凍らせたもの。今回は210g分)
アーモンドパウダー:100g
ブラウンテフパウダー:50g
タピオカスターチ:大さじ3
ベーキングパウダー:大さじ1
つくりかた
①ボウルに卵、オリーブオイル、りんご酢をいれ混ぜあわせる
②粗くマッシュしておいたグリーンバナナを加えて混ぜる
③あらかじめ混ぜあわせておいたアーモンドパウダー、ブラウンテフパウダー、タピオカスターチ、ベーキングパウダーをくわえ混ぜあわせる
④180℃に予熱しておいたオーブンで20分、アルミホイルをかぶせてさらに25分焼く
テフ自体になにか強いニオイや味があるわけではないので、スイーツレシピにもつかいやすい食材といえます。
ブラウンテフパウダーが生地の断面を彩る感じ。
新しい習慣となった「ココノミ」のお野菜をサラダにしました。
この日は「寺岡さんのベビーケール」と「寺岡さんのサラダロメインレタス」、生ハム、アーモンド、クルミに、MCTオイルをかけます。
このMCTオイルの特長のひとつ「サルの手を使わずに収穫」の部分がおもしろくてつい目がとまりました。
サルの手を使わず、つまり、人間の手作業で収穫したココナッツのみを使用していますよ、という意味のようです。
ほかにも、
・プラスチックは一切使用しない
・環境を汚染する溶剤は一切使わず、低温の遠心分離による製法
・有機JAS認証取得
・NON-GMO
いいなと思うポイントの多いMCTオイルです。
おとりよせの「ヤギのチーズ」を、グリーンバナナ&テフのブレッドに添えて。
この日は、2015年ヤギチーズ世界大会最高賞を受賞した「リコッタ ラ・カプラ」と、国際線ファーストクラスにて採用されJapan Cheese Awards 2020で銀賞を受賞した「ラ・カプラPlus」です。
おいしい朝ごはんでスタートした、とある日でした。
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プレート:Sarah Grace、ナイフ&フォーク:Cutipol MOON MATT、カッティングボード・バターナイフ・チャンキースプーン:LIVING MOTIF
〜おまけ〜
ある日のJoey
わたしの様子をうかがいながら寝てしまったときは、だいたいこんな感じです。