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こころの在りかた次第で
2024年の1/3が慌ただしく過ぎ去った。
年が明けてからしばらくの間は感情の起伏が激しいときもあったが、俯瞰してみるという行為をクセづけしていたおかげで、トラブルを回避できたばかりか、物事がいい方向に進んでさえいる。
ネガティブな心情が伝染するように、ポジティブな心持ちもまた伝染する。これは真理だと思う。
「イヤだな」と思った気持ちをそのままぶつければ、それが倍になって返ってくることだってあるし、嫌悪につかう労力は半端なく心身を消耗させる。
こんなとき、以前のわたしは「距離を置く」スタイルに徹していた。それも悪くないと思っていた。
ただそれだと、留まっているばかりでいい「気」が巡ってこない、とあるとき気づいたのだ。
それでやってみたのが「歩み寄る」という試み。
感情を一旦フラットにし、好き嫌いで物事をみないようにする。
たったこれだけのことが、予想以上に有益だった。
人身は持(たも)ちがたし、草の上の露
これは、愛犬Joeyのお散歩コースに佇むお寺の掲示板に貼ってあった「今月の聖語」である。
「心の在りかた次第で、ささいなことが大きな争いになったりもする。まずは自分自身が敬う心を持った人身を目指しましょう」とその横に書かれた解説にあった。
思わず膝を打った。
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4月はスイーツをつくる時間があまり取れなかったが、それでも、春らしいこんな3層ケーキをつくったり、Joeyといっしょに食べるアイスクリームをつくったりしていた。
近ごろは、わんこと共有できるスイーツづくりに余念がない。
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