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生きるための英語 vol.2 - compassion -
こんにちは😊
今回は、私が実際に元気や勇気をもらった、英語フレーズをご紹介します。読んでくださる方を励ますものになると嬉しいです!
第二回目は「compassion 」(コンパッション) / 名詞です。
compassionの語源と意味。
辞書で compassion の意味を調べると、「同情、哀れみ」や「思いやり、慈悲心」と出てきます。
語源は com (一緒に)、pati (苦しむ)。
日本語に訳すと、確かに「同情、哀れみ」も間違いではないですが、英語の compassion には、人を軽蔑したり、馬鹿にしたりするニュアンスは含まれていません。
英語の compassion は、辛いことを経験している相手の気持ちによりそって、「一緒に」「想う」という共感を表すニュアンスがある言葉です。
“compassion”から元気をもらったエピソード。
Have compassion for yourself.
自分に思いやりをもってね。
最近日本でも聞くようになった、セルフコンパッション。
セルフコンパッションとは、大切な人を思いやったり、優しさを与えたりするように、それと同等の思いやりや優しさを自分に与えることです。
大切な人を扱うように、自分を大事に扱う。
これは簡単なようで、実はとても難しいことだと感じています。人は自分に厳しくする傾向があり、他人には決してかけないようなひどい言葉を、自分にかけることがあります。
私もかつては、自分にとても厳しく、ひどい言葉をかけていた時代がありました。実際に言葉には出さなくとも、自分を責め続けていた頃、カナダでセルフコンパッションと出会いました。
その時に言われた言葉が、こちらです。
Have compassion for yourself.
Not only for others, but also for yourself.
自分に思いやりをもってね。
他の人だけじゃなくて、自分にもね。
世界が一瞬にして変わった瞬間でした。
自分に厳しくした方がいいと信じていましたし、優しくしてダメ人間にならないだろうか…と心配もしました。
しかし、実際に自分にかける言葉に意識して、それを優しくて、温かくて、ポジティブなものに変えてみると、生きるのがとても楽になりました。
自分を自分で励ますことができると、みるみるうちに自尊心が育ちました。
まだ、気がついたらひどい言葉を自分にかけている時もあります。まだまだ練習中です。しかし、少しずつ健康的に自分を見れるようになった気がします。
compassion という言葉は、私をしんどい世界から救ってくれました。
“compassion” を、あなたへ。
私から、愛と優しさ、compassion をあなたに送ります。が(笑)、残念ながら必ずしも、あなたの想像する声かけと合う訳ではありません。他人からの愛や思いやりは、自分がイメージするものと一致するとは限りません。
是非一度、自分にどっぷり優しくしてあげてください。甘やかすのではなく、愛情をたっぷりあげてみてください。今日を頑張って生きた自分を、たっぷり褒めてあげてください。
励ましの言葉。優しくて、温かくて、愛情があって、ポジティブな言葉。そんな言葉を使った声かけを、自分で自分に、たくさんしてあげてください。
そうして自分で自分を満たせるようになった時、見える世界が少し変わると思います。
ちなみに、私からのメッセージはこちらです。
Love yourself.
Be kind to yourself.
Have compassion for yourself.
自分を愛してあげてね。
自分に優しくしてあげてね。
自分に思いやりを持ってね。
あなたにとって、生きやすい人生になりますように。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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