見出し画像

妹という存在

私には4つほど歳の離れた妹がいる。

外では、静かで勉強ができて
学校の先生にも好かれる
ザ・優等生タイプ。
物静かでいつも本ばっかり読んでるらしい。

一方、家ではフレディ・マーキュリー
みたいな格好でうろつき、
寝そべりながらお菓子を
食べたりなんかして、
おじさんみたいな生活をしている。

こんな感じで妹はいわゆる
”内弁慶”なのだが、
外でも家でもとても優しい。

人の気持ちに敏感で、困ってる人に
戸惑う事なく手を差し伸べられる。

そんな誰よりも優しい妹を持って
兄として誇りに思う。

同じ母親から生まれたとは思えないほど、
私にはない慈しみの心を持っている。

もう一つ長所を挙げるなら、
友達みたいな感覚で話してくれる事だ。

同じ食べ物が好きで、同じゲームが好きで、
同じ遊びが好きだから話が合う。

悩み事があったら、親よりも妹に
話す事が多いくらい信頼しているし、
気持ちが楽になる。

アニメみたいに理想的な妹では
ないのかもしれないけれど、
私は妹がいて本当に良かったと思う。

あとは少しでも
兄に優しくできたら完璧なのに…。

こういう褒め言葉は、
きっと今言うと調子に乗るだろう。

だから妹がお酒を飲める年齢になってから
しっぽり話そうかなと思う。

生きていく中で今度の楽しみが増えた。
それでは。

いいなと思ったら応援しよう!