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自作詩をもそもそ上げていきます。 時系列ごっちゃ。
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2024年11月の記事一覧

詩「ロード・ショウ」

詩「ロード・ショウ」

伸ばしきった前髪を
掻き分け覗く日常は
全てが甘く色褪せて
白熱灯のようにちらつく

じぃ、ち、ちちち。ち。

やさしい夜と地続きの、
朝の冷えた空気が好きで、
甘露に肺を浸して、息を、
確かめながら、瞬き、暗転。

フィルムの継ぎ目の雑音を
指の腹でこじ開けてみれば
それが傷跡だったとも知らず
頭の中で、赤が垂れる

つぅ、た、ととと、ぱた。

耳を伝うは点滴の管、
脳幹を突く、祈りのことば

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