(155)娘から学ぶマナーレッスン①
★「講師まお先生に教えて頂く”フランス料理”★<着席編>
以下は2021年5月7日に書いた記事で、娘は本業の他にマナー講師をしています。
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本日(5/3)はこちらのレストランで、講師まお先生にフランス料理のマナーを教えて頂きます。
表参道「シルク」
一つ一つ写真を撮りたかったのですが、
はしたないのでやめました。
*ランチメニュー:
2800円(5品)のコースを頂きました。
まお先生より、
①マナーには
・イギリススタイル
・フランススタイル
・アメリカスタイル
があります。
②お席は玄関から遠い方が上座になります。
着席する場合は、必ず左側から、が基本です。
目上の方をお待ちする場合は、下座に座り、お見えになったら、立ち上がってお席をおすすめします。
③着席するときは、テーブルに胸が付くあたりまで接近して座り、椅子を押してもらいます。そうして座るとちょうどよく、テーブルから握りこぶし一つ分空いたあたりに座ることができます。
「遠い」と思って、ズルズルテーブルの方ににじり寄るのはNGです。
④ナプキンには、イギリススタイルの三角折り、フランススタイルの二つ折りがあります。
どちらも折り目が手前にくるようにします。
三角折りの場合は、両端をお尻脇の下に入れ込みます。
(今日は、フランススタイルのナプキンの折り方にしました。)
⑤ナプキンを膝に掛けるタイミングは、飲み物が来たときです。
それより前も、それより後もNGです。
⑥グラスの持ち方は、ワイングラスの根元を親指と人差し指で持ち、残りの3本指を添えるように持ちます。
⑦乾杯は目線まで上げ、左右に会釈する程度。絶対にグラスをカチンと鳴らしてはいけません。下品な行為なので、居酒屋のビールジョッキ以外ではやってはいけません。マナー違反です。
⑧ナプキンで口を拭くときは、折り目の左右で口を拭き、汚れた場所をひと折して膝に戻します。
⑨お手拭きは、手を拭いたら、拭いた面を内側にして折り、お手拭き入れに戻します。汚れた面を出してはいけません。
⑩グラスの水を飲むときは、左手を湯呑みのように手を下に添えないこと。
その手はNGです。
次回は、<食事・前編>