雲の向こうは晴天。
明日は七夕。
織姫様と彦星様が天の川を越えて再会できるという、一年に一度の大切な夜。
“じゃあ、星の見えない曇りや雨の時はふたりは会えないのか?”
みなさんのnote記事や、自身の賑やかし帯作りのおかげで、過去イチレベルで七夕について考えている今日この頃。
そんなことを、ふと考えた。
でも、
それを打ち消すように、以前出会った言葉を思い出した⇩
『雲の向こう側は晴れ』
“そうだ。
地球上の自分たちには見えなくても、雲の向こう側の宇宙には雲もなければ雨も降らない。
天の川を隠すものなんて何も無いから、ふたりは何事もなく会えているはず。”
そんな事をつらつらと考えていたら、作りたくなった賑やかし帯がコチラです(笑)⇩
雨の日でも、厚い雲の向こう、
満天の星空の中で、ふたりは再会を喜んでいる。
では、実際どうなのか?
雨の日の七夕事情について調べてみた。
七夕に降る雨を『催涙雨《さいるいう》』と名付けるほど、七夕にあたる7月7日は日本では雨の確率が多い日なんだそうです。
(調べた方によると、1991〜2020年の30年間で7月7日が晴れた確率は東京で23.3%、大阪で26.7%なんだそうです…!😳)
催涙雨が降る理由については、様々な説があり…
💧
『会いたいけど、会えない…!』
雨で天の川の水かさが増し渡れなくなり
彦星様に会えないことを悲しみ泣く織姫様の…
悲しみの涙。
(けど、カササギたちが頑張って、
無事橋をかけてくれるまでがセット。)
💧
『今行くよ…!!』
彦星様が織姫様に会うために
船で天の川を渡りる時、漕ぐ櫂からこぼれる…
天の川の水滴
💧
『やっと会えた…!』
織姫様が彦星様に会えたことを喜ぶ、
嬉し泣きの涙
💧
『1日短すぎるやろ…!』
織姫様と彦星様が再度の別れを悲しむ、
悲しみの涙
…いずれの説も、織姫様と彦星様は無事会えていますね。
寧ろ、ふたりが会えたからこそ、日本の7月7日が雨多い説まであるでしょう。
ちなみに、七夕の前日7月6日に降る雨は『洗車雨《せんしゃう》』と呼ばれ、織姫に会うため彦星が牛車を洗うために降る雨なのだそうです。
ピッカピカに磨いた愛車で迎えに行きたいんだね。
彦星様、分かるよその気持ち(笑)
みなさん、7月6日、7日に雨が降ったら、寧ろ喜びましょう。
結論。
地上に雨が降ろうが、槍が降ろうが
ふたりは全く関係無く、よろしくやっている模様。
“星の見えない曇りや雨の時は、ふたりは会えないのか?”
なんて…
要らぬ心配だったようだ(笑)
参考にしたサイトさん⇩
七夕で一句詠みました♪⇩