こうやって【家族】という関係が出来ていく#未来のためにできること
#未来のためにできること
カクヨムという小説投稿サイトで投稿している【俺の影に君という光が差し込んだ〜純情過ぎる恋愛は砂糖より甘いと知った〜】の96話で登場するヒロインの元宮真綾《もとみやまあや》の女子の先輩、鷹見沙有里《たかみさゆり》の言葉です。
ーーー
"家族"
「自分の大好きな人が自分の前から離れていく感覚だけはどうしても慣れるのに時間がかかると思う。
けど、それを乗り越えるのが必要な時は必ずやってくる……
でもそれは【離れる人】だって一緒だとも思うんだ…
【自分の落ち着いていた所】が変わるのに適応するのは結構大変なことなんだよね……
だから、お互い寂しいんだよ……でもその寂しさ、辛さなどを飲み込んで強くなって初めて………
【家族】という関係が出来ていくんじゃないかな…」
ーーー
このセリフは実の親を亡くしてしまった沙有里だから言える事だと思います……
何かを"上手く行かせたい"や"楽しく過ごしたい"と願うのならばまずは"続けてみる"ということが大事と言うのを伝えようとしてる感じが伝わってきました。
やはり、失敗は考えたくありませよね……
でも、"絶対成功させる!!"や"絶対幸せになる"などと新しい環境に入ってそう願う時、大抵は辛い思いをするのはつきもの何ですよね……
周りの環境に馴染めなかったり、聞いてメモをしたのに失敗をしたりと。そして、こんな筈じゃなかったのにと……
そんな失敗をしているといずれ気持ちが塞ぎ込みがちになってきます……"もうダメだ。何もできない"などと。
ですが、その失敗はいずれあるかもしれないと誰しもが予想する事象です。それで、それに直面して乗り越えた先に何があるかなんてことは誰にもわかりません。なので人は、その失敗を乗り越えれば楽しいことが来ると前向きに考えて飲み込むことで頑張ろうとするんだと思います。そして、幸せを得た時に"あの時頑張って良かった"と思えくるんじゃないんでしょうかね……
正直、私も失敗が怖くて前に進めないことだって現に今もあります。
ですが、乗り越えるために"変わらない環境"で自分を馴染みやすくするために新たな"変わらないこと"を学んで行くんですよ。
そうやって新たな場所で幸せになるにはそのような努力が必要になってく……そういうことが何かを目指す上での根幹だとあの"沙有里の言葉"から学べました。
【975文字完】
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?