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忘れたくない瞬間をカメラに
夜になるときの空や、明けるときの空の色が好き。
太陽の沈む場所はギリギリまで明るく、反対側はひっそりと夜の顔をのぞかせている。
夜のような夕方のような。
反対に、朝日が昇るところから朝がはじまる。反対側はまだ夜だ。
朝のような夜なのである。
思わずカメラを向けたくなる景色。
それはきっとこの日のこの瞬間を忘れたくないと思うからなのかもしれない。
また、空は毎日同じじゃないことを教えてくれてる気がする。
わたしの心と一緒だ。
毎日同じように見えてても、同じじゃないことをスッと忘れてしまう。
そんな気持ちを、空が思い出させてくれるのがうれしいのかもしれない。
だから空を撮るのが好きだ。