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パーソナルスペースを超えて来た時に言える英語表現

人との関係には見えない境界線が存在します。友達、家族、恋人等、関係が深くなればなるほど過度に反応してしまうのが私たち人間です。

それらは対人関係のトラブルやストレスにつながることになりその典型的なパターンは、自分のスペースを他人にまで広げて踏み込むこと、またその逆も然りです。

「自分の気持ち」と「他人の気持ち」というのは混乱してしまいやすいのも事実です。ただ「自分がしてもらって嬉しかったこと」と「友達がしてもらって嬉しいこと」は必ずしもイコールではありません。

例えば辛いことがあった時、「そっとしておいてほしい」という人もいるでしょうし、「しっかり話を聞いて欲しい」という人もいます。

そこでパーソナルスペースに入ってきてしまった人への警報を鳴らす意味として、これからお伝えする英語表現は自分を守るためでもありますので、覚えておいた方が良いかもしれません。外国人とのやりとりが多い方には非常に使える英語フレーズとなります。

まず文頭に出て来ました”境界線”を英語で

boundaries(名詞)

と言います。日本語の馴れ馴れしいという意味も含まれており、一語だけでも使用可能です。

例えば勝手に携帯を見られた時、”Boundaries!”ということができます。

また超えてはいけない一線を超えた相手に対して注意する際に、よく用いられる表現は

You've crossed the line! (言い加減にして!)

でしょう。このフレーズに”totally" や”definitely"、”absolutely”を入れるとより意味が強調され、さらにネイティヴっぽくなります。

You’ve crossed the lineと相手に伝えても態度や言動が変わらない、むしろ度を越して来た時に最終的に使える表現が

You overstepped my boundaries! (出過ぎた真似をしやがって!)

となります。ポジティブな英語表現ではございませんが、自分を守る手段としても知っておいて損はないフレーズだと思います。
誰かが許される範囲を超えて何かをした場合にぜひ使ってみてください。



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