マラソントレーニング用のガチ坂を見つけた
10月のハーフ、11月の30km、12月のフルマラソン参加に向けて、粛々とランニングを続けている。
これまでは5年前のうつ発症によって激減してしまった体力の回復と、メンタルの安定を保つために、走って歩いてを5kmほど繰り返すゆるゆるランニングを週2、3日やっていた。
時間をかけて心身共にだいぶ復活してきたので、秋冬の挑戦を見据えて、これからはただゆっくり走るだけではなく、日々のランニングにいくつかのトレーニングを取り入れようとしているところである。
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そんな中、さっそく読んでみたのが、フォロワー様にご紹介いただいたこの本。
有森裕子、高橋尚子選手をはじめ、数多くのランナーを育てた故小出監督が、初心者でもすぐに実践できるトレーニング法を懇切丁寧に説明してくれている。
めちゃくちゃわかりやすくて、モチベーションがぐんと上がった。
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と、監督はおっしゃるが、30kmあたりまで走れるなんて、私からすれば超すごい人たちである。
15年ぐらい前、うつ病とは無縁で元気だった頃に参加した千葉県の館山若潮マラソンで、私がなんとか走り続けられたのは最初の16kmぐらいだった。
そこから先は走るのと歩くのを交互にひたすら繰り返して、制限時間6時間のところ、5時間58分か59分台で、瀕死の状態で倒れ込むようにゴールした。こんなギリギリは私だけだった(笑)
普段の生活ではまず接点のない、見た目オラオラ系の若いお兄さんたちが「うぉぅ、がんばれ!!」と応援してくれたのがありがたかった。
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そんな激弱ランナーの私だが、今回はそれなりの目標タイムを決めている。
ハーフ2時間半、30kmは4時間、そしてフル5時間。
現状を考えるとかなり無理があるが、この本を参考にしてしっかりトレーニングを積めば、不可能ではないかもしれないと意気込んでいる。
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「負荷をかけたトレーニング」なんて、これまでやったことがない。
手始めに昨日、「③長い距離を走る」をやってみた。1時間30分、歩かずに走り続けてみて、距離は9km弱だった。
10kmいかないってどんだけ遅いんだ(笑)
長い距離とも言えないし。
とはいえ、立ち止まらずに90分走り続けられただけでも、私にとっては快挙である。
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そして「④練習コースを工夫する」ために、坂道トレーニングを取り入れることにして、目星をつけた某町の某坂へ今日行ってみた。
上から見た坂。
下から見た坂。
先週からずっとグーグルマップで近場の坂を検索したり、坂道フェチの方々のブログを見たりして、ようやく見つけた坂だ。
自転車の人は立ち漕ぎしていて、なかなかの急坂である。
自宅から少し遠いので行きは電車で向かい、この坂を全力ダッシュで駆け上がってジョギングで下りるトレーニングを5~10セットやった後、走って帰ることに決めた。
せいぜい週1回、頑張って2回かな。
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陸上部の部員になったみたいで、なんだか気持ちが若返ってきた(笑)
口先だけですぐに挫折してしまわないよう、覚悟してかからねばならない。
ガチ坂さん。頑張りますので、これからよろしくお願いします。