10月5日(土) 発明くふう展を皆で見学してきた:気になる審査結果は?
本日,県の工業技術センターで開催中の発明くふう展を発明クラブの子供,保護者,指導員(合計45名)で見学してきた。
県全体で,子供達による応募数は82件,一般(大人)の応募数は15件だった。子供達の応募数には当クラブからの11件,一般の部には私の1件が含まれている。
気になる審査結果は,子供達の2作品が優良賞,2つが奨励賞に入賞した。運よく,4名の指導員それぞれが担当した作品が入賞した。
今年は特賞5,優良賞19,奨励賞5だったので,ほぼ3分の1の作品が入賞したことになる。当クラブの入賞数も,その比率に近い。ただ,最近,当クラブは毎年複数の優良賞の実績を上げていても,特賞に至らないことが懸案事項。
私が感心した特賞の一つが,M小学校5年生の「安全くぎ打ちくん」という発明。金づちでクギを打つとき,誤って指を叩いた経験はないだろうか?
その発明は棒の先端に磁石でクギを保持する爪が付いた構造で,簡単だが有用な道具だと思った。やはり,発明はアイデアと有用性が大事。分かっているけれど,,
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上の見出し写真の最前列の2つの作品は私が指導したもの。
左は「地震対応装置」で,針をぶら下げた構造の地震計,その振動を検出するタッチセンサ(ただの導線),センサ出力をトリガとして動作するタイマー(アナログ式),タイマー期間中だけスイッチが入るラジオと懐中電灯などで構成される。この作品は優良賞(A新聞M総局長賞)を受賞した。
右は「靴を干す台と反射板」という名称で,洗った靴を水切りのために逆さまに保持する台と太陽光を反射する鏡から構成される。反射鏡(アルミホイル)は曲面となっており,靴の位置に線状に集光するように設計した。
靴のサイズに対応できるように,台の部分は可動式にしたかった。また,砂時計を応用した簡易な太陽追尾機構を付けたかったが,欠席も多く時間切れになった。
なお,私の作品は選外。あの程度の完成度なら当然と言われそう。何よりショックだったのは,誰も私の作品に気づかなかったこと!
. . . . . 今日はnoteを書く意欲が湧かない,,
・わが労苦 報われぬ夜の 時雨月
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