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天気も人も、小雨くらいの感じが好き

プロジェクトエイリアンと
ねほりんぱほりんが
ほぼ同時に再開して
とてもうれしい。

わたしはVR空間とか、人形に扮して語るとか、そういう感じが好きなのかもしれません。

外の世界では、適度な相槌とか曖昧なほほ笑みとかで覆い隠して、あるけれどもないようにやり過ごしている本音というものを、姿かたちを晒さないことですこし滲ませる感じ。

noteも、匿名性があるからこそ、普段頭の中で考えていても大っぴらには言わないようなことを、ポツリポツリと語れるのかも。

でも

あの事件の真実!とか
これさえやれば間違いない!とか
◯◯必勝法!とか
本当のことを教えます!とか

そういう、テンションの高いのは苦手。
そもそも、エクスクラメーションマークが入ってる段階で苦手。

わたしは小説やドラマでも、ヒーローが世界を救ったり悪を成敗したりするものより、その片隅や、裏側で誰にも注目されずにひっそり淡々と暮らしている人を描いたものが好き。

だいたい、何をもって正義とするか、あるいは確実に悪と言えるかなんて、そんな簡単に測れないと思うのです。

その人が世界の大勢を救った同じ手で、身近な人の首を真綿で絞めていないと、誰に言い切れるでしょう。
その人が同情の余地のない、石を投げられて当然の悪人であることを、誰に断言できるというのでしょう。

「いい天気」というと、雲ひとつない、晴れた空をイメージする人が多いと思います。

「いい人」というと、明るくていつもニコニコ笑っている人を想像する場合が多いでしょう。

でも、わたしはもう少しひっそりとした、ちょっと曇ってて小雨降ってる、くらいの感じが好きです。
晴れ渡った空は気持ちいいけれども、傘がないとしとどに濡れてしまうし、羽織りが無いと肌寒いくらいの方がほっとします。

晴れた日に、わざわざ雨音をイヤフォンで流すくらい。

断罪も嘲笑も腹の探り合いもない
過度な詰め寄りも論破もない
ただ、穏やかで躊躇いがちで静かで落ち着いた

そういう場所で、そういう人たちと
適度な距離感をもって過ごしていきたい。

そんなわたしにはnoteが向いていて、子どものいない、夫婦ふたり暮らしが性に合っているなと思います。

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