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DIYはしないしSNSもやらない、でも君のnoteに恋してる

簡単な棚くらいだったら自分で作っちゃいます、という人のことは、すごいなーと思います。
ただ、夫が「棚作ってみよかな」とか言い出したら全力で止めるでしょう。

だって、プロに頼んだ方が確実に高品質だから。

中途半端な知識とホームセンターに売っている材料でちょっと歪んでいる棚を拵えるくらいだったら、倍か3倍の金額を出してもプロの職人さんに作っていただきたい。

転勤族か引越し魔でもない限り一生の内で棚を購入する機会なんてそれほど無いのだし、長い目で見ればそれは必要経費だと思うのです。

読み物も、お芝居もそうです。

SNSで、誰だかわからない人が書く信憑性の低そうな呟きを読むくらいだったら、名を名乗り作家という看板を背負う人がしっかり取材をして書いた文章を読む方がいい。

インディーズの、地下っぽい感じの劇団が小劇場で行う不思議な演目を観て何とも言えない気持ちになるくらいだったら、劇団四季のライオンキングか歌舞伎座の顔見世興行を観たい。

わたしはプロフェッショナルの方々が紡ぐ仕事の流儀を拝謁するのが好きなのであり、自分を含む素人の手作り感なんて、要らないのです。

…もし子どもがいたら、お遊戯会とか学芸会とか運動会とかを見に行かないといけないのか、と想像することがあります。
だったら正直、映画を観に行くか、なんなら家で撮り溜めたドラマ見たい…とか思ってしまうだろうわたしは親失格、子どもがかわいそう、などとSNSでコテンパンに叩かれてしまいそうです。

わたしはXもインスタグラムもアカウントすら作成していないし、YouTubeもごく稀にしか見ません(じゃあSNSで叩かれる可能性は無いのでは…)。

明確に「この情報が欲しい」と思ったときに見にいくことはあっても、暇つぶしに眺めることはありません。だったら小説読みたいからです。

そんなわたしが何故、noteにはまっているのか。
noteには、プロと見紛う書き手がたくさんいらっしゃるからです。

何故noteには力のある書き手が揃うのでしょう。
たぶん、noteの記事はそこそこの文章量がないと評価されない=その長さの文章を苦とも思わず書ける人しか続けられない=書き手が限定される、という流れがあるからだと思われます。

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突然ですがここに、noteの「フォロー中」に表示されたら何を差し置いてもすぐさま見にいく人たちを紹介いたします。
ほんの一部ですけれども。

皆さん、他に職業をお持ちだったりお子さんを育てたりしていらっしゃる方とは到底思えず、何故このような珠玉の文章をタダで読ませてくださるのか分からないほど、濃密で個性的な記事を書いていらっしゃいます。

◆さんしさん

さんしさんは、今ここにあるものを最大限活かして楽しみきる天才だと思っています。
わたしは学生の頃、クラスの人気者に対して疑いの姿勢を崩さない女子でしたから、そんなのよりも教室の隅のさんしさんと喋ってみたかった。
(年齢差は度外視しています)

◆フジムラさん

フジムラさんは、わたしなぞが一生かけても足元にも及ばないだろう発想力の持ち主です。
会社のお昼休みに読んだら危険なので、できる限り家で読むようにしています。
あの…好きです(告白)

◆わらびさん

わらびさんは、その文章から聡明さが滲み出ている方です。
日々の違和感をそのままにせず、因数分解してわたしにも分かるように解説してくれるので、物事を理解する喜びを感じさせてくれます。
わらびさんだったらどう考えるのかを垣間見ることができるのは、わたしのnote生活の僥倖です。

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…他にも大好きなnoterさんはたくさんいるのですが、わたしの文章能力では1,500字が限界です(現在1,500字)。

だったらやたら長い前置きを削ればよかったのでは?という諫言はご最もながら、ひとまずお三方をご紹介し、筆を置きます。

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