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認知症とスピリチュアル⑤
施設に入居してから、みるみる心も体も元気になっていく。
まだ、入居して1ヶ月も経っていないのだが、日に日に良くなっていくのが感じ取れる。
こわばっていた表情は柔らかくなり、声にもハリが出てきた。
心なしかふっくらとして、とにかく幸福感が増した。
リハビリ病院に入院中は、日に日に衰弱していく父の姿をみるたびに、とても悲しい気持ちと、申し訳ないような気持ちでいっぱいになった。
できる事をしてあげられてないのではないか・・・そんな思いでいっぱいになる。
しかし施設に入居してからの父を見ると、出来る最高のことをしてあげられていると、家族みんなが実感し、安心感を得た。
特に、母が安心できたようで、とても明るくなった。
入院中は、もやもやとしたものを抱えながらの葛藤だったのだ。
父のことだけではなく、それを支える家族の体調や心のケアが、とても重要であると今回の体験を通して実感した。
また、難病の申請や、受け取れる支援がたくさんあること。
知っていると知らないとでは、かなり違ってくる。
もちろん、申請するしない、申請が通る通らないでも、支援や待遇が変わってくるので重要だ。
地域包括支援センターや市役所、保健所など、問い合わせたり調べたり、相談に乗ってもらうことをおすすめする。
手間と心身の労力がかかることでもあるが、
相談できる人が他にもいるという安心感、そして物理的な支援の恩恵は大きい。
そうして、少しでも介護する側に心のゆとりが持てると、介護が必要な本人への気持ちも温かいものとなる。
1人で抱え込まないで、ぜひ行動していただきたい、と勝手に思う。
そんな心の安心感が良い流れを生み、必要なものをベストなタイミングで引き寄せる。
私はそう考える。
最後までお読みいただき、ありがとうございました♡
無限の愛をこめて。