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冬のイタリア新婚新婚旅行記/始まりは突然に

ついに!ついに!イタリア新婚旅行へ出発!文字起こしするまでもない、家から空港までの記録です。


夜、家を出る


私たちは、金曜夜の深夜便を予約していた。そのため、昼間は通常通り出勤して仕事をし、帰宅後荷物を持って空港へ向かう予定を立てていた。

普段羽田空港へ向かう時は、電車に乗って空港行きバス乗り場を目指すのだが、あまりにも荷物が重すぎたため、やむなくタクシーでバス乗り場へ向かうことになった。


荷物は軽くした(つもり)


旅慣れしていて且つミニマリストな夫に比べると、非常に荷物が多い私は、荷造りにとっても苦労した。

ローマではモコモコのアウターを着たいけれど普段使いはこっちのコートで…雨の日もあるだろうから厚底ローファーは必ず持っていきたい…シャンプーが足りなくなってしまったら嫌だから夫の分も含めて倍の量を…

と言った具合に。

荷造りって、難しい。いつになったら上達するのかな。小学校の遠足の準備をしていた時代から成長していないような。


旅の始まりは突然に


旅の始まりは、タクシー運転手のおじさんとの会話がきっかけだった。

おじさん「羽田空港行きバスに乗られるんですか?この時間は道路がかなり混みますんで、私の秘密の抜け道で参りましょうか…(ニヤリ)」

RPGに出てくる案内人やーーーーーーーーー!


そう…。旅の最初のミッションは、無事に空港へ着くこと。忘れ物のないよう十分に確認し、家の戸締りをし、大きな荷物を持って交通機関を使用しながら空港へ向かう。

普段の1.7倍ほど時間に余裕を持たせ、心にも余裕を持たせ、そうして無事空港に到着したときは感動と興奮で胸がいっぱいになる。

これが、旅の始まりを全身全霊で感じられる、空港到着を目指すミッションだ。

タクシーが予定通りバス乗り場へ着かないと、空港行きバスに乗れず、飛行機にも乗れない。

タクシーのおじさんとの出会いはあまりにも突然で、旅の始まりを大いに感じさせてくれた。


予定通りバスに乗車


タクシー運転手さんのおかげで、渋滞に捕まることなく無事にバス乗り場へ到着できた。夜に空港行きバスに乗る人はいないだろう…、と思っていたが、既に数人が待合室にいた。

皆、私と同じように大きな荷物を持っており、これから出国するということが明らかだった。

これから羽田空港へ向かうと目的は皆同じだけれど、行先はそれぞれ違うのだろうか、と考える不思議な気持ちになる。

私と同じ、イタリアへ行く人はいないのかな…と思ったり。


羽田空港で合流


バスは何事もなく予定通り羽田空港へ到着し、私たち乗客全員が第3ターミナルで降りた。既に電車で到着していた夫と合流し、忘れ物がないか改めて確認し合う。

もうこの時点で2人とも若干興奮気味。国内旅行には慣れているけれど、普段利用する第2ターミナルではなく、第3ターミナルにいる、ということだけで気持ちが高ぶってくる。不思議なものだ…。

「まあ、パスポートがあれば何とかなるわ!ヨシ!」と、結局、適当で楽観的な気持ちで旅行が始まってしまうのも、不思議。あれだけ念入りに何カ月前から準備していたのにね。


次回は飛行機搭乗編


今回は家を出て空港へ向かうという、文字起こしするまでもないような思い出を綴ってみた。次回は、ついに飛行機へ搭乗し、ドーハ空港探索の様子も書いていこうと思う。

ではまた次回、お会いしましょう。最後まで読んでくださってありがとうございました。


 

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