SIGMA FP シリーズを4年使ってみた 〜FP編〜
下記の記事でSIGMA FPの購入動機を書いたので、今回は実際に使った感想になります。FPを1年使ってFP Lに買い換えたので、今回はFPのおはなし。
◾️楽しい。撮ることがただ楽しい。
SIGMA FP買ったばかりのころは、このカメラに惹かれた理由の「ティールアンドオレンジ」「21:9の映画風の画角」でいろんなもの撮ってみました。
画角と色のおかげでシネマライクで、いつもの街がドラマチックに撮れる。
この体験、楽しいぞ。
ティールアンドオレンジと21:9の作例でした。
全て撮って出し(のはず)です。
色味が違うだけで、画角が違うだけで日常はこんなにも劇的です。
◾️持ち出したい かわいいやつ。
SIGMA FPの良いところもっと言ってみたい。
でも意外と出てこなかった。
なんだろうな。もう良いんだよかわいいんだよ。愛着が湧きます。スペックがあーだ、デメリットがこーだ、そんなの無視してただ愛着が湧く。
デメリットも承知で使いたくなる魔力。
ここは文章を書く場所。でもその魔力を文章化は僕にはうまくできません。誰かがしているでしょう。その人に任せるので、僕が言いたいのはこんな愛着持てるカメラってなかなかないと思うよってことです。
気になっている方には是非是非手にしてほしい。
でも明らかなデメリットもあるので一度冷静になろう。
◾️デメリットの話をしよう。
・ファインダーがない
ファインダーのないコンデジ歴が長いため、個人的にはそんなにデメリットじゃなかったです。
でま太陽光ギラっのときは角度によっては見づらいですね…。撮れてんのか？と思いながら撮ることも正直ありますが、それすら僕は楽しめるので平気です。
必須の人には別売りのファインダーがあるので大丈夫でしょう。
・メカシャッターがないから歪む
電車など早いやつは上のように歪んだりします。
撮影用途次第ではかなり致命的。
ですが僕の使用用途ではあまり影響ないのでこれも平気です。
どっちも動いてる電車ですが、これは気にならないですね。このように全部が歪むわけじゃないです。
メカシャッターがないことによって完璧な無音なので、周りの人の邪魔にならないのでメリットでもあります。
・フリッカー
これは明らかなデメリット！
いまだにこれはたまに出るので困る…
カメラ側ででないように調整してるらしいですが、いまだに出ます。
シャッタースピードの設定などで対策も出来ますが、それも完璧じゃなくたまにでます。
出ない方が多いけど、たまに出るのでこれはいまだに悩んでますね…
・AFが遅い
AFが遅いカメラばかり使ってきたので早くすら感じます。平気。
ただたまにAFが別なところに合うことがあったので、こっちは嫌でした。
・電池が持たない
連写はしない、一回の撮影枚数が少ないので
これも平気。
・手ブレ補正がない
手ブレ補正がないカメラ4台目なので平気。
・持ちにくい
いろんなグリップがあるのでこれも解決ですね。
個人が3Dプリンターで作ってたりもして、選ぶ楽しさもあります。むしろ自分好みのグリップを選べる事に喜びを感じましょう。
僕は超小型グリップをつけています。
◾️総評
以上のようなデメリットが多いので、マニア向け、扱いにくいカメラなど言われますが、個人的には普通に使いやすいカメラです。
ただしSIGMA DP3 MerrillなどSIGMA FPとは比較にもならないレベルで扱いが難しいじゃじゃ馬カメラを使用していた経験があるので、使いやすくすら感じてしまうだけなので、一般的には使いにくいのでしょうけど…。
でもそれはSONYなどのAFが超高速、連写も高速に慣れてきた人はそう感じるだけで、これが最初のカメラであれば意外と気にならないんじゃないのかなーとも思います。
ただフリッカーでるのは本当に使いにくい。
これが僕は一番嫌ですね…。
でもそんなデメリットを覆すほどの不思議な魅力のある楽しいカメラです。毎日が少し幸せになるそんなカメラ。
◾️でも手放しました。
あんだけ愛着がとか言ってたのにごめんなさい。SIGMA FPを手放しています。
なぜならSIGMA FP Lに買い換えたからです。
同じシリーズなので許してください。
使用して1年くらいでSIGMA FP Lが突如発表されました。
後継機ではなく、今もFP/FP L併売されていますね。FP Lは高画素機になります。
高画素よりもそれ以上に僕にはFP Lには惹かれる機能がありました。どうしてもそれが使いたく買い換えたのです。
その話はまた今度。
追記
続きを後悔しました。