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「愛着」を醸成する要素〜愛車とのお別れから考察
大学時代から乗っていた愛車とお別れし、この度新しい車に買い替えました。
正直とても寂しいです。なぜこんなに寂しいのか、「愛着」という観点から考えてみました。
①思い出がたくさん
楽しい思い出も大変だった思い出も、いつも一緒にいたのは愛車でした。
納車してすぐに知床峠を越えたり、バイト終わりの深夜に釧路から稚内まで行ったりなど、長距離の移動は、愛車が欠かせませんでした。
愛車となるまで、繰り返し関わることで「愛着」が湧いたのでしょう。
②周りも認める車に
7人乗りの大きい車で、荷台も広く荷物運搬にも活躍しました。
友達は車を持っていない人が多かったので、大学時代はよく友達や部活の荷物を乗せていました。また、教員になってからもキャンプなどの荷物の多い趣味のおかげで、よく大量のキャンプ道具を積んでいました。
たくさんの人と思い出を創り、そして車があったからこそできた思い出が多くあります。その分、私だけでなくみんなの中にも感謝の気持ちがあると思います。
③唯一の特別感
「あさこといえば赤い大きい車」でどこにいるかすぐにバレました。古い車だったので、あまり街中では見かけず、さらに赤ということもあって、なかなか選ばれない車だったのだと思います。
そのおかげで、ここら辺では誰も乗っていない「唯一無二」感を味わわせてもらいました。
この特別感を相棒の愛車と共有できたというのが、「愛着」が生まれる結果になったのだと思います。
今回は愛車を例に「愛着」について考えてみました。やはり地域への愛着を育む要素と同じような要素が出てきました。
①繰り返し対象に関わる
②多様な人とのたくさんの関わり
③特別感の共有
③は新しく発見できた視点でしたが、対象を地域に置き換えてみると、確かに「この地域だから」「私たちのまち」という特別感も必要な要素としてあると思いました。
次は新しい車で思い出をたくさん創っていきたいと思います。楽しみだなあ。