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外国語の授業で使えるゲームの紹介

外国語通信Part6


①インプット活動におすすめのゲーム

外国語では、よくゲームを使って表現に慣れ親しませることがあります。新しい単語や表現もせっかくなら楽しんで学びたいですよね。他教科でもアレンジしていくと使えるものもあると思います。

1、Keyword Game(キーワードゲーム)
 出ました、大定番。1つキーワードを決め、教師が言った単語を繰り返し言い、キーワードが言われたら、何も言わず手をたたきます。(ちなみに、ペアになって消しゴムを取り合うやり方の方が定番ですが、コロナのこともあったので、手をたたくことで代用しています。)よく聴く力、集中力も高められるので、そこが苦手な子供にも効果的なゲームだと思います。スピードアップしたりキーワードを増やしていったりすると、より盛り上がります。どの学年でも盛り上がる万能ゲームです。新しい単語に出合った1時間目がおすすめです。

2、Missing Game(ミッシングゲーム)
 これも定番。子供が目を閉じている間に、黒板に貼ってある絵カードを何枚か隠し、どのカードがなくなったのかを当てるゲームです。ある程度言い方を分かっている状態で行うことで効果を発揮します。キーワードゲームより難易度高めですので、キーワードゲームの後や単語に慣れてきた2時間目頃がおすすめです。このゲームも全学年盛り上がります。ただ、得意不得意が出てきますので、高学年では全体からグループに変えて行っていく方が良いかもしれません。

②アウトプットの質を高める中間指導

教え込むような繰り返しの練習ではなく、アウトプット(言語活動)をしながら学習する表現を繰り返すことでより学びが定着していくと、専科になって実感しているところです。そこで学びの定着をより高める効果的な指導方法が「中間指導」です。言語活動を繰り返す中で、次の3つのポイントで中間指導を行うことにより、「目的・場面・状況」を基に「問い」をもたせたり、「見方・考え方」を引き出したりし、言語活動の質を高めていくことができます。

ただし、中間指導をすればいいものではありません。より自然に子どもたちから「できないからもっとこうしたい!」を引き出すことが大切です。高学年になると、先生が言ってほしいことを見抜いて言うことがあるので、できないことを無理やり言わせるような中間指導をするための活動にならないように気をつけたいところです。(私はよくやってしまっていました。自分への戒めです。)

一回やってみる→できない→練習したい→自信がついた→言えた!伝わった!

とりあえずやってみる思い切りとこのサイクルを大切に、英語が言える、相手に伝わる経験をたくさん積ませていきたいと思っています。

参考資料
・高知県庁 設定 明確化 R2jugyoudukuri-higasiyamasho-report.pdf (kochi.lg.jp) (参照:2023/06/14)

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