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就職先に正解はない(と思いたい)26卒

就活を進める中で、自分の就活軸が変わってきた実感がある。

理系ということもあり、基本的にメーカーしか見ていないが、細かい就活軸は変化してきた。

「地元で就職したいなあ」
大学院M1の4月に、就職を意識し始めたころは、”勤務地”が就活における最優先事項だった。
なんとなく住み慣れた場所で過ごしたいという思いと、地方の田舎で私生活を充実させる自信がなかった。

しかし夏頃には、
「給与が良いところがいいなあ」
と思い、流行りの半導体製造装置メーカーを見ていた。ぜいたくな暮らしに憧れて、SNSで豪邸や高級車を調べては、夢想していた。
平均年収1000万が一つのボーダーになると考えて、その基準を満たす会社のについて調べた。インターンにも参加した。TEL、SCREEN、ディスコ、ADVANTESTなどなど。

ところが、秋頃になると、今度は
「有名企業がいいなあ」
と憧れ始めた。ソニーやトヨタ、パナソニックのような誰もが知る企業に入りたいという承認欲求が芽生えた。いわゆる”勝ち組”になりたかった。地元の高学歴の友達に対する見栄かもしれないし、内定先を彼女に誇りたかったのかもしれない。

そして冬になると、
「転職のしやすさ」
を考慮し始めた。日産の業績悪化の報道がきっかけだと思う。大企業にしがみつくことに不安を覚えた。(最近は資生堂の赤字報道も、、、)
転職市場価値が高まりそうなスキルが身に付きそうな職種を考えた。

そして、早期選考が本格的に始まった今現在においては、
「地元で働きたいなあ」
と原点回帰している。やっぱり何かあった時に親に会いやすい距離に生活拠点を構えたい。また彼女とこれから先も一緒に過ごすことを考えると、お互いの地元から離れるのは得策でない気がする。


とはいえ、いずれにしても、正解はないんだと思う。最終的には、直感に従って決めることになるのだろう。

キャリアは偶発的に決まっていくと考えている。そして、どんな道に進もうと、それを正解にする努力を惜しまずに生きていきたい。

少し、話が変わるが、実際に、こうした考えはスタンフォード大学の教授らによって、Planned  Happenstance Theory(:計画的偶発性理論)として提唱されている。wikipediaによると、以下のような説明が出てくる。

個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分のキャリアを良いものにしていこうという考え方。

wikipedia参照

一つの仕事にこだわると、それ以外の仕事の可能性をなくしてしまう。VUCAが叫ばれる現代において、偶然の出来事を自身の新たなキャリアに繋げるという考え方は今後ますます重要になるのかもしれない。

ちなみにその偶発的な出来事は、以下の特性を持っている人に起こりやすいと言われている。

好奇心[Curiosity]
持続性[Persistence]
柔軟性[Flexibility]
楽観性[Optimism]
冒険心[Risk Taking]

何事にも興味をもって、継続的に、そして柔軟に取り組む。
また将来を悲観しすぎずに、挑戦することを恐れない。

これらが自身のキャリア形成に有効な(偶発的な)出来事を生んでくれる。
今後、納得感のあるキャリアを歩み続けるためにも、就職後も上記のことを意識したい。


ものすごい駄文になってしまった、、

では。

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