入浴の第3番めの効能
僕は根っからのシャワー派です。
幼いころから湯船に浸かるのが嫌いでした。
もちろん銭湯や温泉もなにがいいのやらこどもながらに辟易としていました。
すぐにのぼせてしまう。
あつい!
気持ちがいいというのがよくわからない。
でも本なんか読んでいると良いことばかり書かれている。
副交感神経がなんたらかんたら…
なんだか風呂の恩恵をうけられないのがくやしい。
ずるい。
まず入浴にたいする目的が違うよね。
第1に身体をきれいにするため。
第2に疲れを癒やすため。
僕は完全に身体をキレイにするために入っている。
これは大きな違いだ。
そもそも浴槽にお湯をはらない。
水道代が高い。
費用対効果が見合ってない。
風呂に入って癒やされねばならんほど疲れていない。
そんな屁理屈をずーーーーっとこねていた僕だけど、おじさんになった僕に少し変化が。
ひさしぶりに湯船に浸かる機会があり、ゆったり浸かった。
気持ちいいかどうかはよくわからんけど、なんだかリラックスしたような気がする。
そして浴槽に使っている時間ほどなにもすることがない状態もめずらしい。
デフォルト・モード・ネットワーク(ぼーっとしている時にも思考の整理を無意識に行っている状態)を活用するにはうってつけだ。
今後はひらめきを求めて浴槽に浸かるのもいいかもしれない。
第3の理由
「ひらめきのため」
なんだかかっちょいい!
ひとから何で入浴するんですか?
と聞かれたときに「え?そんなの決まってるじゃないか。ひらめきを得るためだよ」とか言えたら素敵ですね。
よーし。
ひらめきの為に水道代を支払い、ひらめきを得て、すばらしいアイデアを思いつくぞー!
強制的になにもできない状態にもっていき、なおかつ副交感神経も優位になり、睡眠の質も上がるという一石三鳥状態。
合理的大好きの僕には最高じゃないか。
さてひらめきは何もないところからは生まれません。
エサがないと。
本などを読んでインプットすることがひらめきへのエサになります。
しらないことをひらめくことはできません。
入浴中に本を読んだりする人もいるでしょう。
少しもったいないかもしれませんね。
入浴中はぼーっとしてひらめきさんが来ることを祈りましょう。
ではまた。